退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
私たちだけが知っている。絶望、痛み、苦しみ…
オススメ頂いた作品(^^)
ガンアクションものは初めてでしたが
恋愛要素もあって思いのほか楽しんで見れました!
「どこにも存在できない亡霊。誰でもない、ファントム」
最強の暗殺者「ファントム」という称号を与えられた、少年少女の物語。
裏社会が舞台なので、人が沢山死に、重たいシーンが続きます。
しかし救いようのない悲しい物語と、先の読めない展開に
かなり引き込まれてしまいました。
「人を殺すことでしか存在を許されない」彼らには
未来もなく、生きる意味もない、ただただ絶望的な毎日しかありません。
そんな彼らに幸せは訪れるのか…
衝撃的展開が多く、ワクワクというより常にドキドキでした!
「僕は殺す、生きるために」
主人公「ツヴァイ」は暗殺者としての能力が著しいようで…
ふふふ…カッコイイです(ノ∀`*)
感情をあまり出さないクールさと、ストイックな雰囲気。
そしてホストのような格好をしているツヴァイが大好きですw
そして何と言っても「キャル」が可愛い!
可愛い、可愛すぎる…(特に幼少時代)
沢城みゆきさんの声がまた凄く良いんです//
キャルが登場してから、暗い物語も一気に色づいたし
欠かせない存在でした。
あれから成長したキャルも可愛いかったよ!w
「負ければ命を失い、勝てば心を失う」
ガンアクションのシーンは、いつもワクワクでした!
主人公達は身体能力が高く、人間離れしていますが
淡々と任務をこなす姿と圧倒的な強さに、かなり見入ってしまいます。
滑らかすぎず、リアリティのある動きもポイントでした。
欲を言えば、もう少し暗殺者としての仕事をする姿を見たかったです!
「儚く散りゆく花…」
{netabare}
最終回、予想はしていましたが唐突過ぎてびっくりしました。
しかし、個人的には納得のいくバッドエンドだったと思います。
Requiem for the Phantom
「ファントムへの鎮魂歌」
救いようのない物語でしたが
それでもみんな、最期は安らかな顔をしていました。
ただ一つ疑問なのが、ツヴァイが
アインの笑顔を見届けられなかったこと。
あとちょっとだったのに…なんで??泣
なんか深い意味がありそうだけど、結局良くわからなかったです。
{/netabare}
残酷で、それでいて美しい最後に感無量でした!
衝撃と重いストーリーを求めている方に、オススメな作品です(´ω`*)