Lovin さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
観た感じ
■概要{netabare}
原作:hunting cap brothers
監督:岡村天斎
シリーズ構成:星空めてお(TYPE-MOON) 岡村天斎
キャラクタ原案:黒星紅白
キャラクタデザイン:佐々木啓悟
制作:A-1 Pictures
話数:1クール全12話
OP:「Be mine!」
by 坂本真綾
ED:「ビジュメニア」
by 悠木碧
{/netabare}
■感想
世界征服を目論む悪の組織の話。
プロローグにエピローグを使う、さほど珍しくはない演出で始まる壮大なファンタジー。エピローグといっても、作中の結末にあたるものではなく、後日談という見方をするべき内容ではあった。
個人的に嫌いではないが、ここが面白いという美点を見つけられなかった作品だった。特別な思い入れもなく、ボンヤリながらも最後まで視聴したということは、自分では認識できない何かの魅力を感じていたのかもしれない。
ただ、ボンヤリと観ていたのがいけなかったのか、終盤のあのハジケちゃった展開は軽く引いた。というのも世界征服というくだらない夢を、幼女を頭に据えて大の大人が真剣に追いかけて居り、正義の組織との抗争もシリアスだと思っていたのに、やっぱりコメディとして楽しむ作品だったのかと思わされたからだ。
最近幼女の声優である久野美咲の声をあちらこちらで耳にする。どの作品だったのか思い出せないが、コレはハマり役だと感じたキャラが居た。セララも良いが、このキャラではなかった気がする。がをられの大司教河くるみ子だったのかもしれない。
うどに対する何かしらの拘りがあったのか、やたらとプッシュしてくる。ウザい訳ではないし、コメディではありがちな展開だが、正直さほど面白くも無い。印象としては、コメディらしく展開しているものの、私にとっては全て空振りに終わっているような、人には奨め難い作品だった。