アイコン さんの感想・評価
3.9
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
盛り上がりに山あり谷あり。楓子かわいい。
キャラがあまり好きになれませんでした。
失敗から学ぶ、とても大事なことです。
だけど主人公は渚という大切な人を見つけたにも
関わらず、全く将来について考えていません。
というより、本当に努力したのかなと思うぐらい。
結局就職先やアパートの部屋の買い取りも、
行き当たりばったりです。
でもなぜか皆トモヤに優しくて。
優しいのはいいんですが、
時には責めてやることも大事なはずなんです。
それは間違ってるんじゃないのって。
確かに大事なシーンではトモヤに喝を入れている友達もいました。
春原は特に。
ただ、等の本人が分かっているのかというと、
うーん、まだ足りないんじゃない?
みたいな。
トモヤが自分の過去や親に対してコンプレックスをもっているせいか、すごくわがままなんです。
まぁそれは環境なので仕方はないと思うのですが、
もう少し自分に厳しくしてほしいなと思いました。
結局パパと、いや、パパ以下の選択をしちゃったし。
オチもご都合主義で、気に入りません。
じゃあ今まで過ごしてきた汐という存在は?
トモヤに放棄され、それでも渚の父母の存在があったからあの子なりに必死に生きて、やっと家族の愛を見つけたのに、汐は荒んだ運命を辿ります。
かわいそすぎるだろ!!(笑)
あんなに一生懸命生きていた、あの汐とはもう一生会えません。
生まれ変わったなんて言わせません、あの汐はあの汐です。
そんな感じで、個々のキャラがあまり好きにはなれない作品でした。
あとオチも(笑)
でも不覚にも泣いてしまった作品。
幸にも不幸にも、主人公があれだけ不器用な人間だから、余計泣けたのかもしれません。好きではありませんが。
まぁこの作品に言えることはただひとつ。
楓子をもっと出せー!!
出番を増やせー!!
あの子だけは、本当に大好きです。