麦茶 さんの感想・評価
3.1
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
ポエムは君の嘘
【ポエムは君の嘘】(2014.12/11)
とうとう視聴断念してしまいました。最終視聴履歴は10話の「君といた景色」。
とりあえずアバンから「星は、夜輝くんだぜ!」と早々にポエムをいただいて開始。とまあ、ここまではいつもの君嘘な感じなんでスルーしときますが、視聴を続けていると妙な違和感が。
「・・・あれ?これ前にも見てね?」
そうです。公生くんまーーーーーたトラウマ発症です。
いい加減ちゃんと弾かせてやれよとw おんなじ構成でこんな似たような回想シーンをくどくどくどくど何回も見せられても苦笑いしかでてきませんよ。話数稼ぎか何かと思ったのですが原作もそのままみたいで驚きました。
しかし、これだけならまだ視聴をやめようとは思いません。聴衆が各々いくら恥ずかしくなるようなモノローグを吐こうがもう慣れました。
問題はラストです。エンディングに入る前のその一瞬。
公生ママの亡霊(たぶん主人公の幻覚)が演奏を聞いてニッコリと微笑むんですよね。
そうです。
ニ ッ コ リ と 微 笑 む ん で す ! ! !
これってありえますか?w
よく思い出してください。公生が幼少期に感情を込めて弾いたピアノコンクールで、いったい公生ママはどんな行動を取ったでしょうか?公生に何をしたでしょうか?
そして今回、公生はどんなピアノを弾きましたか?
・・・もう、私にはなぜ公生ママの亡霊が微笑んだのか脈絡が全く理解できません。どういう意図を考え、どういう思いでこの演出方法を取ったのでしょうか。これだけはありえないと思いました。
ポエムがもともと苦手だったので、内容もこれではもう見ることもないですね。
お疲れ様でした。
【怒涛のポエム乱舞】(2014.12/4)
内容はいいんです。
堅実なストーリーと王道的な展開。中盤で新キャラを出してきた時のどう収拾つけるのだろうという不安にも、きちんと回想で掘り下げ、ストーリーになじませてくる安定性。
多少女性キャラの暴力描写や全体のギャグが合わないところが気に障りますが、それを差し引いても十分「良い」と言える作品だと思います。
ですが、本当に一点。この一点だけどうしても看過できない部分がありまして・・・。
{netabare}ところどころに入ってくるクッッッソ寒いポエムいい加減やめてくれ!!!www{/netabare}
もう本ッ当にこれのせいで評価がだだ下がりなんですよね。なんであんな毎回ポエムを挟む必要があるんですか。なんで毎回名言っぽく格好つけるんですか!w
あれで要のワンシーンに深みを出そうとしてるのか知りませんが逆効果ですよ・・・。アレですか、一話に一回はポエムを言わないと死んじゃう病なんですか。もうマジで勘弁してください。
格好つけてポエムを吐くのは作品内で数回で良いんです。名乗りや前口上じゃないんだから、毎回やられても安っぽくなるだけです。ゴスペラーズも「愛してるって最近言わなくなったのは~」って歌ってるじゃないですか。そういうワビサビがこの作品からは感じられないんですよね。
まあこれは作品の本質・作りに関わる部分なので、今後も変わることはないのでしょうけど・・・。内容的には十分好きな部類に入るほどの作品なだけに、このままノドのつっかえが取れずに中くらいの評価で終わってしまうのは少し残念な気もします。
どうにかして欲しいなァ・・・。はあ・・・。