なつめんたいこ さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 1.5
音楽 : 4.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
素敵な作画でした!
P.A.WORKSのオリジナルアニメーション作品であるということ、また放送前の予告などをみて、やはりP.Aの綺麗な作画、またグラスリップという清らかそうな名前に惹かれ最後まで視聴しました。
まず全て観終えて、作画に関しては本当に素敵で、P.A.WORKSのアニメーションの作り出す夏だったり、冬だったりの季節感には本当に見入ってしまいました。画に関しては素晴らしかったとおもいます。
ただ逆に言えば画以外にこの作品を褒められるところがなく、どう解釈していいのかさっぱりわかりませんでした。
最終話を観終わって『???』だらけになるようなお話です。
11.10追記
{netabare} 話もいよいよ終わりに近づいてきた時に突如始まった謎の花火回、主人公が妄想でぶっ飛んでいってしまった為、え?夢オチなの⁈とわけわかめ状態をさらに加速させるまさかの主人公達をワイプで抜くというひな壇芸人もびっくりの技法は、このグラスリップというアニメに時代がついて行けていないのかな?と感じてしまうほどの衝撃でした。
しかし、
まだ最終話がある、きっとこの壮大な伏線を回収してくれるはずだ
と僅かながらに期待を持っておりました。
いざ最終話でその期待は見事に打ち砕かれ結局私の頭の中には⁇で埋め尽くされ、最後もどうなったのかはっきりせず終わってしまい、最初からリアルタイムでがんばって視聴していた自分には、苦行かな?などという感情が残るばかりでした。
私の理解力がなかったのかなと思い、ネットで誰か解説して下さっている方がいるのではないかと探したりもしましたが、哲学的な要素を織り交ぜているということなどなどで、結局自分の中の謎に今だに納得いく解明はされておりません。
私がこの作品を他の人に、おすすめできる人物がいるとするならば見た目は子供、頭脳は大人なメガネの少年だけでしょう。 {/netabare}