Kuzuryujin さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
こういう路線ばかりならガンダムも捨てたものではない
各シーズンは2クール分の25話で、半年の準備期間を設けた分割2シーズン
全50話という近年では滅多に見られない力作。
ガンダムシリーズ前作「種死」のクオリティ低下の教訓を生かし分割して大正解。
おかげで作品を練り込みメリハリが出来て長丁場でもダレることなく毎回楽しみだった。
自分にとってSEED(種)の次に好きなシリーズです。
(但し、OOの劇場版はなかったことにした場合に限る)
シリーズ構成&全話脚本を担当した黒田洋介さんに注目するきっかけの作品。
(後の『ヨルムンガンド』シリーズも黒田さん担当だったので観たら全2期24話ですごくよくまとまってて素晴らしかった)
キャラでは、ロックオン・ストラトス(CV:三木眞一郎)が一番カッコ良かったなぁ。
どのOP&EDテーマ曲も大好きだったけど
このファーストシーズンでは2クール目(#14 - 24)のエンディングテーマ「フレンズ」(歌:ステファニー)
が一番好きでよくCD聴いてました。
闇や苦しみを抱えたキャラも多く全体のトーンも重め。
大勢のキャラがいるが、長丁場のおかげで丁寧に描かれてるので
誰かしらには感情移入できそう。
設定の複雑さや専門用語の多さで嵌れる人は限られるかもしれない。
作画はとても綺麗でガンダムのデザインも秀逸。
元祖ガンダムヒーロー古谷徹さんが出演してくれたのもうれしいサプライズ。