たんぽぽの花 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
軽い身体と重い想い。
作品は花屋の美人店主さんに恋した青年がそこでアルバイトする事から
幽霊が見えるようになる。その幽霊は美人店主の元ご主人。
無くなっているので、元です。でもその幽霊、島尾篤の妻への想いは切ないのと、重いのと、また彼女に近づこうとする葉月亮介への嫉妬と邪魔をする
彼には、彼女に対しての想いと伝いたい気持ちがまだ残っているのであった
最初は驚いたものの、亮介は気にせずに行くと言う強行を取るが、彼に対してだけは影響を与えられる元ご主人との対立、しかし想いを寄せる彼女には2人の事がちゃんと見れていないのだが、、だんだんと亮介に気を許して行く、その自体を重く見た元ご主人の幽霊は亮介の身体を借り元妻に近づく、
そして花を使った作品や、書きかけの話の続きを書こうとする。
彼女は色々なとまどいを覚えながら、それが死んだ主人だと理解する。
最終話では、亮介と島尾六花は結婚して孫が出来ているが、2人の姿は最後にはでない。きっと幸せな人生を送った感じで、孫だけが幽霊を見て笑顔で別れる。この作品はハッピーエンドだが、少し悲しい話です。
死んだ人の想いは生きて残された人にとって本当に良い物なのか?すこし考えてしまう。内容は好きだったけど、旦那の幽霊の子供じみたいたずらとかは、すこしイラっとする所もあり作品的には人間ドラマだな~と思いました。島尾六花がもし旦那を見る事が最初から出来ていたら、再婚はなかった感じもするし、途中で解からないままでも再婚まで行かなかった感じもする
人の幸せは難しいから、旦那の立場からみると少し悲しい話かもしれないが
残された妻の幸せを考えるなら、、、と色々な角度で見てしまうので、気持ちがすごく作品にハマった感じがしました。お勧め度は純愛度を好む人★4で(笑)