もふ(´-ω⊂゛) さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
世代が違うのでしょうか^^;
CLANNAD 第1期
物語2.5 キャラ2.5 作画3.5 音楽3.0 声優3.0
泣けるアニメとして有名な本作。アニメ史上でも指折りのクオリティだと揶揄され世間的にも評価はとても高い・・・のですが!☆の点数を見てもらえればわかるとおり、個人的には△な感じでした!と、いうわけでそこそこ酷評になっております!ここまで高評価を得ている作品に対してこの評価はどうなんだろうとは思いますが、私個人の感想を素直に述べたいと思います。
第2期が偉大であるため、一期は押され気味だがそれでも十分泣ける。家族、友達を中心に絆とは何かを訴える名作―というのがよくみる評判だったり。
個人的には1期はこらえどころ。2期後半に至るまでのCLANNADはさっぱりおもしろくないけれど、それでも最後まで見切ってよかったなと思っています。1期は我慢のしどころです。私と同じような感性を持つ方は、登場人物の行動が愚直で理解できず、泣けるどころか感情移入すらできないと思われたのではないでしょうか。2期の後半まで我慢してみてみてください。私は最終話まで見てようやくこのCLANNADの魅力がわかりました。そこに至るまでの約40話はつらいですけど・・・個人的には2期の17話くらいからが良かったです。
{netabare}
物語:2.5
本来ならば、4.0くらいを付けて感動した!絆とは何か深く考えさせられた!とか書くべきところなのでしょうが、私の心には全く響かなかった。とにかくキャラクターの考えがよくわからないし、感情移入どころではない。どうしてそんな行動を?というか。お姉さんの結婚式に来てほしいからヒトデの木彫りを配るとか意味が分からない。幼稚園児みたいな発想。精神が幼稚園児状態とかいう設定でしたかね。ヒトデが特に印象に残っていますが、他にも理解不能なところがいくつもありました。あえて辛辣に書くならば、見るのが苦痛で1話がとても長く感じました。ギャグも私の中では滑りまくって大変な騒ぎでした。唯一、飛行機事故で死んだ両親からのプレゼントがいろいろな国の人を介してコトミのもとへ届くシーンには感動しました。国境を越えた人々のあたたかさを感じました。飛行機墜落してなぜかプレゼントだけ無事で偶然にも心優しい人のもとへ流れ着くというのがドラマチックです。
キャラ:2.5
嫌いなわけではないのだけれど、本当に好きになれなかった。キャラデザの影響も大きいのですが。とにかく行動がよくわからないし、考えもちょっと謎。好きなキャラがいなかったというか、なぜ急に岡崎がモテだしたのかもわけわからんし。さらに言えば他のヒロインが敗れるのあっさりしすぎてて扱い雑で、恋愛要素必要だったのか?とさえ思いました。もっといえば、ヒロインの萌ポイントがよくわからない。かわいいとまったく思わなかったのですが。それは私が女性でありターゲット層から外れてしまっているからでしょうか。もしくは、私が2008年~のアニメ(けいおん!など)を中心に育ったオタク第4世代と呼ばれるものに属しているからでしょうか。クラナドは原作が2000年代初期だったと思うのでおそらく一世代上(第3世代)向けのキャラづくりがされているのではないかと。ジェネレーションギャップ的な何かでキャラの魅力がわからなかったのかもしれません。
作画:3.5
京アニクオリティで素晴らしいのですが、本当にもうキャラデザだけでこの点数。苦手なものは仕方がない。
音楽3.0、声優3.0
良かったと思います。
{/netabare}
ずいぶんと好き勝手なことを書いてしまいましたが、全体的にはよくまとまっていて1話ごとのボリュームもあり、完成度はとても高いです。私は残念ながら感性が合いませんでしたが、はまる人はとても感動できるのではないでしょうか。とりあえずは1話見てみてはいかがでしょう。仮にそこで無理だと考えた人も、なんとか2期の後半まで我慢していただければなと。京アニ作品が大好きな私ですが、このCLANNAD1期はダントツでワースト1位です。が、第2期に限りましてはトップ10入りです。それぐらいに変わってきますので、ぜひ2期まで見ていただきたい。