ココ吉 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
人見知りで臆病だけど大胆不敵♪そんなゲス可愛ガール,もこっちの日常
原作既読◆TV放送12話+OVA1話◆
喪女な主人公,もこっちの日常を
面白おかしく描いたギャグ作品
◆前置き◆
女子高生になれば特に何もしなくても
自然とモテまくる,そう思い込んでいた
主人公の黒木智子(通称もこっち)が
高校に入学して周囲から何の音沙汰も
無い事に気づいてしまった。
「自分はモテないのでは?」と焦りながらも
モテる事を夢みて色々と試行錯誤しながら
どんどん空回りしていく物語。
それでは喪女の定義を説明します。
喪女とは。。。
1.男性と交際経験が皆無
2.告白されたことがない人
3.純血であること
この上記3つに該当すれば喪女みたいです。
(こう見ると喪女のハードルは意外と低い?)
◆感想◆
もこっちの行動や言動がかなり痛々しい
ので賛否が分かれる作品だと思います。
観る人によってはタブー気味に感じる方が
いるかもしれません。
なので,この作品を楽しめるかどうかは
もこっちのやっている事に少なからずも
共感できるかどうか。
(逆に全てに共感できてしまうと
見るに堪えないかもしれません)
もしくは,彼女に魅力を感じて好きに
なれるかの2つになると思います。
僕の場合は後者。
正直,1話を観た当初は苦笑いの連続でしたが
回が進むにつれ,もこっちの不思議な(不気味と
言った方がしっくりくるかも?)魅力にハマッて
しまい,苦笑いから爆笑に変化している事に
気づきました。
『そんなもこっちの魅力とは何か?』
前述した通りにこの作品にハマれば
不気味な魅力がある主人公ですw
学校ではほぼボッチ,でも家に帰ると内弁慶で
リア充気味な弟はたまったもんじゃありませんw
唯一の親友であるゆうちゃんの事もビッチ
呼ばわりするアレな主人公で良い所は皆無。
唯一の萌え要素も皆無ですw
でもモテる為に必死にもがいている様は
正直,可愛らしく映りました♪
「萌え」という要素が全く無い主人公だからこそ
もこっちの空回りや失敗をちゃんと笑う事ができて
それが魅力に繋がったのが大きいのかもしれません♪
各話の随所にあるあるネタ&パロディネタが
これでもかと,散りばめられているので
パロ好きの僕にとっては嬉しかったですね。
パロネタは元ネタを知っていると破壊力
抜群でついついニヤッとさせられます♪
僕が発見できたパロディだけでも
{netabare}
「咲」「黒バス」「ぶつ森」「耳をすませば」
「ドラゴンボール」「スラダン」「キテレツ」
「テラフォーマーズ」「DEATH NOTE」
「けいおん!」「Another」「カイジ」etc..
そして極めつけは第5話EDに既視感が
あると思っていたら「日本昔ばなし」の
ED風パロ曲まで放り込む始末w
(もこっち,このEDでもボッチです。
あの熊の子も隠れんぼしたまんまで
一向に出ててくる気配がありませんw)
さらに…突如出現してくる
もこっちのアヘ顔風ダブルピース!
↑このEDは結構ギリギリアウトな
感じでしたが,制作陣のあえてお叱り覚悟で
勝負に挑む姿勢は逆に好印象で評価したい♪
大沼心監督の演出もこの作品にバッチリ合って
いたと思います。
{/netabare}
◆総評◆
いやぁ~,久し振りに声を出して
たっくさん笑わせてもらいました!
3回は抱腹絶倒させられました,深夜にw
あのシーンとか,あのシーンとか...ww
本当にもこっち様々です♪
ありがとう♪もこっち(*´ω`*)♪
『わかる奴だけ楽しんでくれれば良い!』
そんなメッセージ性があるかのような作品です。
個人的にガンガンONLINE作品がアニメ化
されたものは当たりが多くて楽しめています。
これからも面白い作品がどんどんアニメ化
される事を期待しています♪
◆OP曲
『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い』
歌:鈴木このみ n'キバオブアキバ
ヘビメタ調のハードコアな曲とOP画が
合わさり1度観たら忘れられないぐらいに
インパクト大♪歌詞が凄まじくて,まさに
もこっちの心の叫びですw
※特に第10話のOPの入り方は絶妙です!
何度もリピートしてしまいました。
◆ED曲
『どう考えても私は悪くない』
歌:黒木智子 cv.橘田いずみ
もこっち役の橘田いずみさんが歌ってます。
とにかくネガティブなもこっちの心情を
綴った歌詞を軽快なリズムに乗せた曲で
密かにお気に入り曲です♪
◆最後に一言◆
もこっちのツインテはまったくと
言っていいほど萌えなかったですw
でもね?
有りか無しかと問われると...
{netabare}
アリかなww{/netabare}