Baal さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
能力が目覚めるとき・・・。その人は一体何を思うのだろうか・・・
アニメ監督・飯田馬之介とアニメ制作会社・ボンズ
によるオリジナル企画として制作された劇場アニメ
です。全六章あり、この話はその第二章です。
内容はこの街で謎の殺人事件が発生する
能力者による犯行としてクオンたちはその事件を
追う。また能力者を殲滅せんとするものたちも
同じ事件に対して動き出していた。
またそんな中でキリは謎の少年と出会っていた
のだった・・・。という始まりでした。
能力者がどうしてその能力を手にするのか
そしてその事件の真相は如何にというのを
中心として動く話でした。
能力者が特に元々普通の人間だったものが
如何なるときに異能の力を手にしてしまうのか
が少し分かるようなところがあって
少しずつこの世界での異能のあり方やそれらを
追うもの救うもののそれぞれが思うことが
分かっていく感じがしてよかったです。
元々能力を持たない人間が能力を手にするのは
{netabare}心に強く願いを思った{/netabare}この時に
生じることがあるみたいです。何か他の条件も
必要そうでもありますが・・・。
元々何らかの素質みたいなものを持っている
ものがそういったことをきっかけに能力を目覚め
させるのかなと思いました。
この作品は物語の背景や世界が少しずつ明かされて
いきながら、一章ごとにひとつの物語が完結して
いく形だと思うので(ここまで見てそのように
思いました。)深まりながら先に少しずつ分かって
だんだん面白くなっていくのかなと思います。
三章以降も楽しみに視聴したいと思いました。