たんぽぽの花 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
史上最強
この原作は当初『史上最強の弟子』たしか全5巻が発売され、人気がでて
『史上最強の弟子 ケンイチ』として再出発で週連載で始まりました。
最初は、前作と似たり寄ったりでしたが、次第に特徴的になり、人気が上がりました。ケンイチは自覚は無いが勇気はある。しかし喧嘩も弱く、苛められっ子だった彼が梁山泊と言う道場に行き、さまざまな武道の達人の元、鍛えられて行く話です。鍛えるのは体だけでは無く、心、精神的な物まで鍛えられる。その修行は三途の川の鬼も泣いて逃げ出すような物ばかり(笑)だが、彼自身の心の勇気が少しづつ彼を成長させて行く。
そもそも、梁山泊とは、様々な武道や武術を極めた者が身を置く最強の道場であった。喧嘩空手百段=逆鬼至緒、ありとあらゆる中国拳法の達人=馬剣星、哲学する柔術家=岬越寺秋雨、裏ムエタイの死神=アパチャイ・ホパチャイ、武器と剣の達人=香坂しぐれ、そしてその頂点に位置に立つ長老こと無敵超人=風林寺美羽の祖父
この面子はいわゆる正しき道を進んできた武道家達、この達人達に才能無しの烙印を押されつつも修行していくケンイチ、それは日が経つにつれて彼に変化をもたらして行く、それは良い意味では強くなった。悪い意味では、不良や、喧嘩自慢の輩、悪の組織まで狙われるようになる。
当初は、強くなりたい為に入った梁山泊だったが、生き残る為にと目標が変わって行くのであった(笑)
ストリー展開は面白いです。前作の登場人物も立場を変えて再登場や幼馴染が悪の組織のリーダーになっていたり、この作品の流れはケンイチが中心で成り立っているが、その中に各キャラクターのストリーが入り、本当に面白いと思います。おすすめど★4です。どうしても暴力的要素があるので★-1ですね。
うんちく~
戦う、争う、競う、言葉は色々な意味で違う要素を持つ
作品的には競うを持っているのはケンイチだけで、後は
争う、戦うが的対の意図に見えます。では実際の社会ではどうでしょう?
国も戦う、争う、競うと言う言葉がニュースでも使われます。一つの事も争う、競う、では違うので、チャンネルでその違いを見て下さい。そこには反日や意図的に情報操作的な言葉を使う局も見えてきますので、色々な事を見てください。正しい事は正しく伝わる事が必要ですが、情報化社会では情報操作も一つの戦略なのです。そう言った事を知っておいてください。