takun92bab さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
非常に素晴らしい作品
この作品を見る前、非常にタイトルで躊躇したのを覚えている。
少女+野崎くん。。。えーなにこれ???
っと数ヶ月放置してしまい、最近になって初めて手をつけた。
もう最終回も放映されたら2ヶ月以上、一気に見終えた。
それで、数日かけて何がこの作品の良さだったのかを考えた上に、
ここに大きく3点で分けてこの作品になぜ惹かれたのかを述べさせていただく。
1. 魅力的なキャラクタ:裏と表
高校生の主人公野崎梅太郎は、190センチもある中学バスケ部という大柄な男でありながら、ペンネーム「夢野咲子」で活躍をしている売れっ子少女漫画家である。まずそのキャラクターの外見からして少女漫画家というイメージは全く浮かぶことはできないが(実際作中でも野崎は他のクラスメートに自分は少女漫画家と言うが信じる人はいなかった)、それ以上に女の子の気持ちを一番理解されていると思われているのにも関わらずデリカシーという概念を持っておらず、恋をしたことがない。それで少しボケもする。いや、魅力的なキャラクタだね。
もう一人の主人公佐野千代は145cmという小柄な女子高校生でありながら、好きな野崎くんに振り回されているが、物語のツッコミ役(野崎との恋愛が絡んでいなかったら)でもある。いや、正直言ってもし実在していたら好きな女の子のタイプですね。なぜなら親近感を感じるからw
この二人の主人公だけでなく、他にもメンバーはいるが、彼らも全員魅力的でこれがこのアニメを支えている。(まあ、文句を言うとしたら前の編集者の人はわりとダメ人間すぎた)
2. ネタがよい
これはネタバレになるのであんまり深くは書かないが、このアニメは4コマ漫画のため、一つひとつの回に複数のストーリーが展開されている。そのときによく千代か野崎などのメンバーが起きることを想像するが、それを相手が大きく裏切るというのがほとんどであるが、これが意外と面白い。これは一話の初っ端から始まる「ファンです」から最終話まであるので非常によかった。
3. 一貫している
このストーリーは幾つかのところで一貫したものがある。それはキャラクターの性格もだが、恋する気持ちなど多岐にわたる。この一貫としているところは視聴者にとって非常に分かりやすく慣れ親しみやすい作品になった一因なのではないかと思った。
他も魅力があるが、このスペースでは足りないのでこれぐらいにしときます。
もしこの作品を見るのに躊躇しているのなら躊躇する必要はない。まあ、まず見よう!