たんぽぽの花 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
文化祭の出し物までして欲しかった!
彼氏彼女の事情は1998年のアニメですが、
時代背景は懐かしいのですが、今の人が見ても違和感が無いかも
携帯電話やパソコンなどはさすがに登場しないけど、
学園の生徒のやりとりや、友人関係はそんなに変わらないと思える。
逆に言うとこの時代にこれだけの設定を作れた作者さんが一番凄いのかも
実際に文化祭で原作では話で1巻使う程のストリーを文化祭の出し物で
記載されたが、これがその年、翌年の全国の学園祭で使われたほどのできであった。
アニメ解説をすると、宮沢雪野は優等生、容姿端麗、運動も人の良さもピカイチなのだが、、実は彼女はちやほやされたい体質なのであった。その為なら、勉強も徹夜、運動ならば、猛特訓、美しく見せる為には、鏡の前で何時間と、そう言う努力をおしまない、仮面優等生であった。
それに対して、有馬総一郎はこちらもスポーツは剣道で日本一になるし、勉強は常にトップ、明るく男女関係なく尊敬される人物であった。
もちろん、表面上は雪野は有馬をライバルと言うより、自分から入学の総代を奪ったにっくき敵とみなしていたが、ある時、本当の自分を有馬に知られてしまう。それからは、何かあるごとに有馬にコキ使われるが、なんだかんだで、2人は恋人になる。それからは雪野も有馬も本当の自分らしさを出して行くのだが、学力の低下、(それでも十分上位)有馬の中学からの女子友達(実は有馬に好意があった)とのトラブル、その中で、雪野の演技がクラスの中では無視に繋がるのだが、そう言うのも跳ね返すパワーを持つ雪野は一人の女子と口論になるが、それがきっかけで友人になり、過去の自分と今の自分を併せ持ち、成長するのだが、有馬は家庭環境のトラウマが有り、雪野との交際前に少しとまどいを見せるが、雪野のパワフルに魅了され本当に好きになってしまう。どんどん雪野にひかれる自分と、それを受け入れようとすると、実の両親の血が自分に流れている事を嫌悪する。それをも雪野は一緒になり解決して行くのであった。
この話はすごく簡略化してますが、ギャグラブコメです。
お勧め度★5つと言いたいが4つで。文化祭の出し物が省略されてしまったから、この文化祭の話は原作でしか見れませんが、見た人は解かると思いますが、アニメの中の一つ別の話になっており、その話がまた良いのです。
もうかなり古いアニメですから、原作コミックは古本屋で探して見て下さい。文化祭の話は絶対に見て損はないと思います。内容は見た人だけの特権と言う事で(笑)