河井星矢 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
んー???
未来における世界の話で、世の中の人々はニューロリンカーという輪っかを首に着けてます
で、なんなのかというとよーするに軽量化したパソコンのようなもの
メール、電話、電子マネー、ネットはもちろん、オンラインの仮想世界に意識を飛ばしリアル体験できる機能もあります
SAOやログホライズン的な世界です
それにブレインバーストという対戦格ゲーアプリを落とします
このアプリは使い方次第では、現実世界において圧倒的な能力を発揮することができます、本作品ではそーゆー事をする人を悪として描かれています
ある日、デブでチビでいじめられっ子の主人公がひょんなことからアプリをインストールすることになります
その仮想世界での経験を通していじめられっ子だった主人公が段々かわってく、そして時には悪と戦う、ゲームクリアを目指し頑張る友情と成長を描いたバトルもの+ちょっとのラブコメ、ってな感じの内容です
話的には良くできてると思います、キャラも一般うけするんじゃないかなと(※主人公には多分ちょっとイラッとするかたもいると思います)
ただ、ひねくれものの私的にはよくわらなかったり、共感できない、矛盾点等々、んー???と言いたくなるところもちょろちょろと
{netabare}
加速する→脳がもたない
そのスピードを現実に及ぼす→体がもたない
轢かれそうなはるゆきを突き飛ばす→この時どう考えても黒雪姫は音速レベルであり、そのままだと触っただけではるゆきは死亡する
とかそんな事はどーでもいいんです、物語の一連の流れとして成立していればそんな事は特にきにしない
個人的に問題だったのは、セリフの中に「この世界は物理現象を忠実に再現している!」ってのがあります
それを聞いて、どのへんがw?ってなり一気に疑問が爆発しました
申し訳程度の羽が生えただけで推進力もなく自在に空を飛べる人型金属、高層ビルを地上から屋上まで壁面走行で垂直にかけ上がるバイク、…えっ?はじめからなんでもありじゃん、と
世界観を説明するようなセリフに矛盾があるとどーしても気になってしまう
最初から最期まで、その世界観を全ツッパして物語に筋を通してほしい、そーすれば個人的にもっと楽しめたところ、
そして悪用しないで全うにゲームとして楽しんでクリアを目指す主人公達、こう言えば聞こえはいいが、共感を得られなかった場合は、要するに現実世界よりゲームに没頭している、とも解釈されてしまう
ここは多分意見のわかれるところ
{/netabare}
と、こんな事を書いてますが批判するきはさらさらありません
設定もいいと思いますし、キャラも魅力的で絵も綺麗なほうかなと思います、王道バトル物系が好きな方は楽しめる、一般受けする作品なんではないかなと思われます
ただ、上記の点等が気になったというだけで、作品としてはわりかし楽しめたかなと
個人的には惜しい作品でした(´・ω・`)