トゥーリータラー さんの感想・評価
3.7
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
大好きな作者のアニメ化!!
有川浩さんのファンで、以前からアニメを見てみたいと思っていました。
物語
本を読み始めたばかりの僕にとって、図書館戦争はかなり冊数が多くてとても驚いた記憶があります。(まあ後に知った所謂ラノベというジャンルでは10巻以上もザラなのですが…笑)
だからてっきり2クールアニメだと思っていたら全12話の1クール!!
けれども予想以上に綺麗にまとまっていて驚きました。原作を壊さず上手く編成し直したなぁ…と思いました。
検閲が行われているパラレルワールド的な日本。検閲を行う国家組織に対抗する、地方組織の図書館。とても興味深い内容だし、他人事な事でもありません。
作品全体として思想に偏りのある内容だという考えも聞きますが、この作品をどう受け取るかは見る側、読む側の問題だと僕は思うし、IFの世界を第3者の視点からみられるのは創作物の醍醐味ですよね笑
声優
予想していた声とほぼぴったり。違和感もすぐになくなりました。素晴らしいキャスティング!
キャラ
なぜこんなにキャラ点が低いのか・・・。
このことをキャラ項目に反映するのはちょっとおかしいかもしれませんがご勘弁。。。
何故、中澤毬江が出てこなかった? 時間的な問題か、それともまさか{netabare}難聴{/netabare}が理由で規制した??
小牧教官にかかわる重要人物だったのであまりのノータッチぶりが、かなり不審に感じてしまいました。
規制だと決めつけるのは早計だし愚かなことですが、もしそうならとても残念なことです。よりにもよってこの作品で・・・。
まあ、これが要らない心配であることを願います!
ほかの主要キャラは多少掘り下げ不足ながらもイメージ通り。有川さんの作品はキャラがとにかく引き立っているので、ぜひ原作を読むことをお勧めします!!
作画
普通のアニメって感じでした。たまに、ん?って時があったけど、たぶん気にしすぎ。本で読んだキャラが動いているだけで感動です笑
音楽
あまりインパクトはなかったかなぁ・・・。
キャラについてはちょっと極端なことも書いたし、勘違いかもしれません。
でもいいアニメです。原作の要点をうまく拾って、分かりやすくかつ丁寧に作られていると思いました。
ぜひご視聴&購読をお勧めします!!