mvus さんの感想・評価
3.8
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
幽体離脱したくなります
最初の数話は登場人物の事情説明的な流れで少し退屈、キャラクターデザインにも慣れなくてうーんいまいち、と思っていたのですが、切らなくてよかった!
神という概念、命の定義など、明確な答えのないテーマをエンターテイメントとして綺麗にまとめあげており、バイオテクノロジー、脳科学、心理学、民俗学、宗教、量子物理学、哲学、その他さまざまな観点から謎解きしながら話が進んで行く、とても楽しめる作品でした。
専門用語が多いですがストーリー自体はわかりやすいので、知識なくても面白いです。ただ知識があるほうがより深く理解できると思います。
作品の中で「神霊」と呼ばれている異形のものたちは、形状的に「蟲師」の蟲とか「もやしもん」の細菌にも似て、気色悪くもあり、恐ろしくもあり、可愛らしくもあり。
士郎正宗原作ということで、タチコマっぽいロボットやゴーストというキーワードが出てきます。攻殻を観た人はそちらの設定と対比して観ることもできるかと。
で、全編見終えて思う事は…幽体離脱して空飛びたい!ですw