退会済のユーザー さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
廻れ走馬灯、出でよロリータの目撃者
この作品は…
マニアックな笑えるものが好きな方向けですね。真面目な方には不謹慎なものです。いい大人が見るもんじゃあないかも。
昔、夜中に放映されていたのを観て印象に残っており、あにこれで検索。タイトル忘れてわからない…
古い作品をご存じのレビュアーさんにお聞きしようかと思ったのですが…
・確か2000年代はじめくらいで
・絵柄は「バトルアスリーテス大運動会」みたいな、頬っぺたのカーブのポテッとした感じで。黒髪の女の子が出てきて
・でもモッサリした細いオタクな冴えない男が主人公で
・女の子が当たり前に部屋まで来てエプロン着けて料理してくれてて
・そのスカートの中をナチュラルに覗きそうな主人公で^^;
・それをとくに嫌がる女の子ではなく受け止めちゃう都合の良すぎる感じで
・でもこのモッサリ男はコンピュータを叩くとものスゴイ奴で、ひょいひょいと事件を解決に導く
・タイトルはイニシャルでBCGとかOHPとかR.O.Dとかのような
・一話の時間が短い
…そんな変なアニメ知りませんか?
はい、これでした…
内容は他の方のレビューにたくさん変な点が書かれているのですが、セリフ回しと声優さんの読みがおかしいんです。
ロリコンの人が大喜びしそうな決定的場面もいろいろ出てくるんですが…
カラッとひょうひょうとしいて、地味ながら笑えます。笑っていいのかPTA。
構成はシンプル。
タラッとした日常に怪しい気配(実は日本を侵食するような暗躍事件が起きている)
↓
気づかず通常運行
↓
女児と意図せず絡む
↓
切迫した事件解決の依頼でアキツキ氏(ツッコミ役)登場、ロリコン現場に困惑の走馬灯をグリングリン廻し、それでもこの人に仕事を依頼する決意の長セリフをキメる
↓
主人公、タラッと小手先で仕事するが、その割に凄い日本のヤマが動く ゴゴゴゴゴ
↓
日常戻る
クライマックスと功労賞はアキツキ氏では…?
手を変え姿を変え、目撃者として登場してくれる効力は大きい。
女児との「悪気は無けれど、よもや犯罪」な言い訳しようのないシーンにバァーンと、意気揚々と登場、
「な、なんたる事だ…」と余計な知識をないまぜに…簡易走馬灯をグラグラ廻して無害化処理(「みなかったことにしよう」)してくれる。
走馬灯が廻ってる間に、女児は場外へそそくさと逃げ、その先の下品へ至る積極性も時間もありません。この辺のテキパキしたさじ加減がこなれています。この妙な力配分。
バトル(?)や駆け引きシーンでは、主人公が何やらかっこよく…見えなくも、ない。ダメな性癖とトントンですか。幼女を差し出さないと解決できない事件ならそのまま壊滅してしまえと思いますが。
何にしろ、女児がパンツ丸出しでおにいちゃんに絡んでても「うむ、いわゆるジャパンのHENTAIアニメですね。」とだだっ広い平静な心で受け止められる方向けだとは思います。くれぐれも。
私はそういう心は、あんまり広くないんですが…
天地無用よりこっちの続きが観たいと思ってしまいました。おかしいな??