westkage。 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
来栖姉妹が登場するフラッシュアニメ・・・でもアニメと言うよりはトークショーに近いかもしれません☆
本作は「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。BD/DVD第2巻」に収録された特典映像です。
タイトルは「来栖姉妹の日常」で原作にも無いオリジナルのお話です。とはいえ来栖姉妹がお喋りするだけのフラッシュアニメですから、あくまでファン向けのネタ作品です。登場人物は「来栖加奈子」と彼女の姉「来栖彼方」のSDキャラ2人のみです。
2つの内容で構成されており
1・「マスケラvsメルル」約5分50秒…千葉駅の実写背景を背に2人が喋りまくるトークアニメ。
2・「予告」約4分15秒…加奈子&彼方のSDキャラによる告知。
総評としては「これはもはやアニメというよりトークショーです」といった感じですね。音声のみでも良かったのでは…と思ってしまうほど物語性は無いんですが、アニメでは語られなかった部分まで切り込んで話しているので、ファンとしてはやはり押さえておきたいところです☆
*以下ネタバレにて注意!!
{netabare}黒猫が崇拝しているアニメ『MASCHERA 〜堕天した獣の慟哭〜』の原作者は、実は桐乃の高校の友人である「来栖加奈子」の姉「来栖彼方」なんですね。しかも彼方は「槇島沙織(沙織バジーナ)」の姉「槇島香織」の親友でもあるんです。世間ってせまいねー、都会ならこういう事もあるのかな。黒猫は普段から桐乃が好きなアニメ「星くずういっちメルル」を馬鹿にしていますが、マスケラの原作者である彼方はメルルのファンでもありコミケでメルルの同人誌を出しているというのが何気に笑える設定です。本作は、その辺りの裏設定が明らかになるお話ですね。
加奈子が1期で出場した星くずういっちメルルのコスプレ大会をきっかけに公式コスプレイヤーとして活躍しているので、メルル関連含めてアニメ情報に詳しくなっているのですが「なんでメルルは3期までアニメやっているのに、アネキが原作のマスケラは3期やらないの?」という爆弾発言をする所からお話は始まります。どうやらそれは彼方本人も気にしている事らしく、3期の事をコミケ会場でファン(黒猫)に聞かれたりしてうんざりのようだ。更にアニメ関連のパーティーでメルルの脚本家に「マスケラの3期も楽しみですねー♪いつからやるんですかぁ?」と言われて腹が立った彼方は、文句を言いながらメルルの脚本家さんの胸を揉みまくってやったらしい。そしたらツイッタ―でばらされて、彼方のツイッタ―がプチ炎上したようだ…そりゃ仕方ないね(笑)
ちなみに「MASCHERA 〜堕天した獣の慟哭〜」ってどういう内容のアニメなのかというと
1999年7月に現れた現世と地獄を繋ぐ門「闇の渦(ダーク・ボルテクス)」の出現によって奇怪な現象が発生するようになった東京を舞台に、恋人を殺された主人公の来栖真夜(くるす しんや)がルシファーと名乗る悪魔と契約し「ディアブロ能力者」漆黒(シッコク)となる所から物語が始まる。主人公は鞭を武器に「使い魔」を従えて戦うという設定で、表題のマスケラとは主人公が被っている仮面を指している。第1期は物語の黒幕である夜魔の女王(クイーン・オブ・ナイトメア)との戦いで締めくくられ、第2期の結末では主人公と同じ姿をした敵との戦いが描かれました。黒猫が好きそうなアニメですね☆
どうやら元ネタは「コードギアス 反逆のルルーシュ」と「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」らしいです。
{/netabare}