智慧ノ輪 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
個人用メモ
【製作】
P.A.WORKS
【CV】
宮森 あおい - 木村珠莉
安原 絵麻 - 佳村はるか
坂木 しずか - 千菅春香
藤堂 美沙 - 高野麻美
今井 みどり - 大和田仁美
高梨 太郎 - 吉野裕行
矢野 エリカ - 山岡ゆり
落合 達也 - 松岡禎丞
本田 豊 - 西地修哉
渡辺 隼 - 松風雅也
丸川 正人 - 高木渉
興津 由佳 - 中原麻衣
小笠原 綸子 - 茅野愛衣
井口 祐未 - 沼倉愛美
内田 茜 - 高橋李依
杉江 茂 - 小柳基
瀬川 美里 - 山川琴美
遠藤 亮介 - 松本忍
木佐 光秀 - 菅原雅芳
木下 誠一 - 檜山修之
山田 昌志声 - 浜田賢二
{netabare}
※オリジナル作品。
武蔵野アニメーションというアニメ製作会社で働くスタッフを描いたもの。
PA版の「働きマン」みたいな感じ?
なんつーか…コレ観ちゃうと「〇〇の△話の作画ヒドかったねぇ」とか言えなくなっちゃいそうだなw
アニメの製作ってこんなに大変なんだなーって思い知らされちゃう。
円盤の発売予定から2クールなのが予想されるけど、最終的には県立上山高等学校アニメーション同好会の5人で作品を完成させて大団円!って終わりなのかな??
{/netabare}
ここから先は「アニメ製作者側の事なんか知らなくてもいいじゃん」な人や「中の人などいない!」な意見の人は見ない方がいいかもしれない。
(他アニメのネタバレも多少含まれますのでご注意を)
{netabare}
『SHIROBAKOを観てから視聴したら意見が変わるかもしれない、話題になったアニメ作品』
製作者側からの視点で描いた異色の作品、『SHIROBAKO』。
この『SHIROBAKO』を観てから、過去にネット上で話題になったアニメを観たら(製作者側の視点で観たら)いろいろと気付ける部分もあるかな?と思い、挙げてみる事にしました。
かなり話題になった(叩かれた?)作品ばかりな為、有名な物が多いですがそこは…ねw
【MUSASHI-GUN道-】
言わずと知れた(?)上級者アニメ(作画的な意味で)
多くのネットスラングを生んだ、ある意味傑作といえるのかもしれない。
ルパン三世の原作者で有名なモンキーパンチが、構想12年をかけたシナリオを原作として制作!との壮大な前フリもあってヒドさが際立った。
「きれいな作画してるだろ。ウソみたいだろ。21世紀の作品なんだぜ。それで」(by上〇達也)
【魔法のプリンセス ミンキーモモ】-1期46話(最終話)-
当時は子供向け作品だったのに、最終話にて主人公が {netabare}交通事故死してしまう(作品内で葬式のシーンもあり){/netabare}という内容で話題を呼んだ。
実は当初52話の予定だったのだが、46話にて一方的な打ち切りが決定。
それに対する監督の抗議の結果が、このような最終回になったらしい…
(当初はもっと救われない内容だったらしいけど”思いなおして”この最終回になったって…本当かよっ?w最初の案の最終回、見てみたい!割とマジで。)
結局はファンからの要望ですぐに2期の製作が決まったのは、ある意味皮肉だねw
【カウボーイビバップ】-テレビ東京版最終話「よせあつめブルース」-
諸般の事情(いわゆるポケモンショック)などから、放送が中止や延期が重なり、その結果最終話が総集編みたいなカタチに。
その最終話、モノローグでの”語り”が製作者側の恨み節にしか聞こえない内容だった為、かなり話題になった。
ラストの「THIS IS NOT THE END.YOU WILL SEE THE REAL "COWBOY BEBOP" SOMEDAY!」のメッセージ…うーん、挑発的。
でも実際に4ヵ月後にはBSで全26話の完全版の放送、そして2001年の映画と、メッセージの通りになってるんだよねw
でも、この「よせあつめブルース」今観たくても黒歴史として抹消されてる(円盤でもカット、再放送も今だにされていない)から観れないんだよね…残念残念。
(もしかしたら動画サイトでUPされてるかもですが、観る場合は自己責任でお願いしますよっと)
【ロストユニバース】-第4話「ヤシガニ屠る」-
これ以降、ネットでは作画崩壊の事を「ヤシガニ」と呼ぶようになったぐらいに衝撃的だった回。
総監督や作画監督も「できれば見ないでください」とコメントした程。
調べてみたら、製作準備期間が2ヶ月半程度しかなかった(放映1ヶ月前の時点でキャラ設定・メカ設定・美術設定が上がっていない)海外の下請け会社に丸投げ(後にこの下請けとは契約打ち切りに)等かなりgdgdだったんだねぇ。。。
この前に放映されたエヴァの人気のあおりで、完全に需要>供給になってしまっていた時代背景がこんな悲劇を生んでしまったのか…
おいらはアニメ見出したきっかけが、原作者が同じな「スレイヤーズ」からだったので凄く印象に残ってる事件?です←年齢がバレますなw
『白鳥は水面下で必死にもがいているからこそ、水面に浮かぶ姿は優雅にみえる』(2014.11.18追記)
このセリフは巨人の星の花形満のものですが…裏の部分って見せるべきか秘密にしておくべきなのか、難しいですねぇ。
日本人の美学っていわれてるものは、努力をみせない(裏の部分をみせない)事なのかもしれませんが。。。
やっぱ好きなものだからこそ表の部分だけじゃなく、裏の部分も含めて「全て」を知りたいって思っちゃうんだよねw
おいらはスポーツ観戦大好きなんです。
試合での素晴らしいプレーも見たいんだけど、その華麗なプレーをするための努力(練習)を知っていれば、面白さが倍増するんだよね。
それにプライベートの意外な一面とかも見せられるとギャップ的なものもあって、よりその選手を好きになれる。
だから、この『SHIROBAKO』みたいな、裏の部分を描いてくれる作品は必要だと思います。
もっとアニメの事を好きになる為にも…ねw
スポーツの話に戻るけど、選手側からしたら努力してる部分を見せている場合、試合でミスしたときに「あんだけ練習してるんだから、たまにはミスもあるさ」って免罪符にもなり得るからなぁ。難しいトコですねw
選手は観戦客の為に練習を見せるんであって、自分のいい訳の為に見せるんじゃないって心に留めておかなきゃいけない。
このアニメも「裏はこんだけ大変なんだから、高いクオリティを保てない事あっても文句言わないでね」ってのじゃなく、「アニメをもっと好きになってもらう為に、あえて裏の部分も見せてます」ってスタンスで作っているって信じてますよ、おいらはw
{/netabare}