「ロウきゅーぶ!SS (第2期)(TVアニメ動画)」

総合得点
73.5
感想・評価
906
棚に入れた
5217
ランキング
1010
★★★★☆ 3.8 (906)
物語
3.6
作画
3.7
声優
4.0
音楽
3.7
キャラ
3.9

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ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

チームワークの大切さ

 原作は未読。
 1期はロリ要素が目立ちつつもそれなりにしっかりしたスポーツものという印象があったが、
本作も前半は5年生チーム、後半は硯谷女学園との対戦を中心になかなか熱い試合を見せて
くれる。
 1期は良くも悪くもエースである湊 智花がチーム内で飛び抜けている印象があったが、
本作では全体的に底上げされた感が強く、身体能力が他より劣っていた袴田 ひなたや、精神的
弱さが目立った香椎 愛莉の著しい成長は心強い限り。
 これにムードメーカーの三沢 真帆と司令塔としての才を見せる永塚 紗季を加えて、
チームとしてうまくまとまっている感じ。
 単に個々の能力だけでなく、チームワークの成長も感じられるが、新たに登場した5年生
チームという存在との差異で、智花たち6年生チームの結束力の強さをうまいこと描いている。
 この5年生チームとの差はバスケだけでなく、精神的な部分も含めてといった感じで、特に
6年生チームと5年生チームがぎくしゃくしながらも、次第に一つのチームとしてまとまって
いく過程の中に、その辺がよく描かれていたように思える。

 先に書いた5年生チームとの試合もそうだったが、作品全体にチームワークの大切さが
描かれており、中盤における須賀 竜一たちとの3 ON 3や、終盤の公式試合での対硯谷女学園戦
などでも、個々のスキルで劣っていたとしても、チームワークで充分に対抗ることができる
ことをうまいこと描いてくれた。

 対硯谷女学園戦では1期での紗季のシュートミスと同じような状況を出して、チームメイトを
信じ、それに今度は応えることができるなど、心憎い演出。
 結局、最初で最後の公式試合は負けてしまったが、存分に自分を出し切った感のある良い試合
だった。

 もう一つの柱?であるロリ要素の方は1期以上に強くなった感じで、コメディのネタと
しても、ファンサービス的な要素としても更にパワーアップといった感じ。
 智花の長谷川 昴への思いもいよいよ恋愛的な色合いが強くなった感じ。
 よくよく考えると智花が小学生ゆえにロリロリ言われてしまうわけだが、年齢差的には
4、5歳ぐらいで、もう少し年が経てば、そんなに違和感ないような。

投稿 : 2014/10/26
閲覧 : 281
サンキュー:

8

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