こたろう さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
グロなし。ちょっと箸休め
異能力魔法バトル、第六章です。
舞台は女学園、コクトー君の妹であり魔術師見習いの鮮花が主人公。
鮮花の明るく前向きなキャラクターが、全体的に陰鬱な雰囲気である本作の清涼剤のようになっています。
この6章もそんな感じです。
ふざけているわけではありませんが、凄惨さのないインターバルといったところでしょうか。
お話は、女学園で起こった殺人事件(と思われる)の謎を解くサスペンス。
毎度のことながら、魔術師や異能力が絡んでいる事件を解決するんですが、他の章に比べてちょっと面白味に欠けます。
式も今回はサポート役なので、あまり活躍しないし、しゃべらない。
グロいところも無いので、その点では安心して見られました。
作画は相変わらずの超ハイレベル。
バトルのシーンでの動きは圧巻です。
贅沢を言えば、ちょっと短いのと鮮花の技が凡庸なのが不満ですが、それでも充分な見応え。
本作の中で、2章の謎に関するくだりがあります。
次章では当然その解決篇となるワケですが、全7章がこういう風に連鎖している構成はお見事です。
全部を通して1つ作品、と皆さんが評している理由がわかりました。
では、期待しながら第7章へ・・・・