虎&兎 さんの感想・評価
4.9
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
すさまじく面白い。神アニメでは?
3話まで見てひきこまれ、5話まで見て眠れないほどはまる。
まずOP歌詞奥深さ(最終話まで見たら誰のなんの心情を歌っているのかわかる)、ED、魔女、BGM。どれをとっても完璧です。
私は3話までみたとき「これはアニメの媒体をした芸術だ」とさえ感じました。
マミの死を目の前にした後にもかかわらずさやかが魔法少女になる姿にはハラハラさせられ、いったいこの子は何を考えているの!?と思ってしまいました^^;
思春期の女の子ってこんなに人のために一所懸命になれるのかとか、傷つきやすくって余裕のない姿とか、「何もそこまで追い詰めなくても・・・」と思ってしまうほどの展開だとか、丁寧にキャラクターの心情が描かれていてよかったです。
まどかとほむら、さやかときょうこのコントラストが非常に切なかった。
さやかのマミに対するあこがれがほむらへの不信感となりさやかを止められるものがいなくなる。きょうこがさやかをほっとけなかったのは杏子が信じたくても信じられなくなってしまったものをさやかが守り続けていたからなのかな・・・・?だとか。見終わっても毎回自分で考えるキャラクターの心情も楽しかった。
画面に映っている以上のシナリオをつい考えてしまう作品です。