最古ガンダム さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ココロがあったまった~(*^_^*)
主人公の”ダイキチ”は、祖父の葬儀に参加するため何年振りかに、祖父の家に出向き、家族と会うことになる。
そこで出会ったのは、喪服を着て青い花”りんどう”をつんでいた女の子、”りん”だった。
なんと、りんは、祖父と彼のお手伝いさんとの”隠し子”であった。
ダイキチは、集まった家族達が、女の子の養護施設を検討していることを不憫に思い、りんを引き取ることを決意。
30歳の独身男子と、6才の女の子との、波乱に満ちた、しかし、心温まる2人だけの生活が始まることになった。
りんは、大人の事情に巻き込まれ自らの力では、如何ともし得ない人生に陥りながらも、たくましく、自然で、素直で、子供らしく成長しようとする。
まず、1話、3話、5話、りんの健気さ、素敵なストーリーに感動し、涙腺が崩壊。同情ではなく、ただただりんの頑張り(きっとやせ我慢もしているだろうに・・)に感動。
ダイキチは、思いがけず、子育てをすることになり、仕事に加え、保育園ややら小学校やら育児に奔走することになる。
一方、りん、の実の母親の正体は作品序盤には明かされず、回を追うに従って徐々にその正体が明かされていく。
その過程も面白く、見始めたら次が気になる展開に。
その後は、ダイキチの子育てやりんの健やかな成長が描かれ、どの回もハートフル。
作品を観終わった後には、まるで、寒い日の夜、暖かい鍋を食べ終わった後のように、ココロがあたたまる、そんな感覚を覚える作品であった。
徹頭徹尾、”りんのかわいさ”満載でもうそれだけ見れれば満足みたいな気持ちになった。
一般の方にお勧めできる作品で、これから結婚、子育てを控える方にも見てもらいたい良作。