ちゃんもり さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
なんという尻すぼみ感・・・ハァ━(-д-;)━ァ...
夜空に浮かぶ「丸い虹」を見た少年、真夏大地は、
幼い頃の記憶を思い出す。
足が向くは思い出の土地、種子島。
宇宙より飛来し、「リビドー」と呼ばれる惑星規模の
生体エネルギーを狙う機会生命体、キルトガング。
種子島にて嵐テッペイ、夢塔ハナと再会を果たした
大地は、秘密裏に開発された巨大ロボット、「アースエンジン」に
搭乗し立ち向かう・・・
まぁざっくりいくとこんな感じの冒頭ですな。
ツカミは非常に良かったと思います。
アースエンジンの合体シークエンスがのっけから
爆発的にカッコイイですヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ
遊星歯車装置、ライブラスターといったシュールな
ネーミングセンスはやっぱりスタドラスタッフだな〜と
かなり期待が高まりましたね!
しかしながら・・・
結論的に言うと、せっかく丁寧に作り上げた舞台設定を
お話に全く生かしきれずに終わってしまったな・・・という
印象です( ◢д◣)ムゥ
私は「StarDriver」は大変好きな作品でした。
スタドラのレビューにも書きましたが、あの作品が
面白かったのは端役に至るまで全登場人物にきちんと
ドラマが描かれていて、自然に感情移入できたからです。
「キャラクター」というのは「性格」なんです。
どんなものが好きなのか。
誰のことが好きなのか。
何に悩んでいるのか。
何を守り通したいのか。
そういう人間クサい部分がぶつかり合い、時にすれ違い、
絆を深め合っていく過程を描けばこそ、登場人物は
観る人の心に残るというもんです。
本作はなんだか設定したキャラを登場させただけで
どうにも使い捨て感が出てしまってました。
特に、終盤まで主要キャラ「4人の絆」を推していたにも
関わらず、最後の一撃は大地とハナの2人だけ・・・
これじゃテッペイとアカリがかわいそうですよ(ノД`)・゜・。
期待した分、大変残念でした。