青陽 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
シロバコノススメ
えっ、内輪ネタとか興味ないって?…何言ってるんですか!
アニメ好きなら知ろうとするべきです。いつも私たちを楽しませてくれている人々の苦労や アニメにかける愛を!
グラスリップの作風に関しては唐突で当たり前の困惑でしたが、シロバコに関しては まさに今!扱うべき題材だと思います。
現状、あまり良くないと私は思うのですよ。いろいろ問題はあるだろうけど一つ挙げると…
視聴者の横柄化。そもそも昔からそうだったでしょうがネットで発言できるようになってそれが顕著になってますよね
→傾向として
ひと季節につき全作観るなんて無理なほどのアニメが放送される。
だいたい1クール。原作が終わってなくとも次から次へと湯水のように。
しかし、人間 観れる作品数には限りがある。
どうしても絞らないといけない。
それに観る作品が多いほど、一作に注げる愛や時間は減ってしまう。
視聴数が多い場合
下手したら、普通に観続けれるレベルの作品も粗探しして早めに切る対象へ。
まるで市場価格調整のために廃棄される農作物かのように…
おや?これでは某週刊誌の早期打ち切りと変わりないではないか!
今じゃ当たり前になってしまってるけど、そもそも「切る」って変じゃないか?
みんな、昔は純粋に
わくてかしながら
アニメを観ていたはずなのに…
かくいう私も全ての作品を気に入るわけではないし、途中で断念したモノも多くある。しかしそれらは楽しもうとして観たものの、どうしても好きになれなかった悲しい結果なのだ。
好きな部分でなく、嫌いな部分を探して切り落としたわけではない。
しかし、現在はアニメを楽しむことより選別するほうに気を取られる人も出てくる始末。それでは愛は生まれづらい。
まるで己が絶対の選定者のごとく、上から目線で「つまらん、1話で切った」「糞アニメだ」「これはまあギリ許せるライン」
あゝ嘆かわしい…愛がないオタクなんて****である。アニメを見る目は肥えても、愛が足りなきゃ虚しいものよ。最悪の場合、DBのグルメ王みたいになってしまうのではなかろうか…?
そう、こんな時代だからこそ!アニメ制作の裏側を知ることで気づくこと、改めて思い出すものが
人それぞれあるのではないかなと思います。
私の場合
特に2話!{netabare}
アニメのラジオで
役づくりにおける声優さんのキャラクター理解の深さに感心することは多々ありますが
それはもちろんスタッフについても同じだったのです!
ただアニメのキャラクターとしてではなく、1人の人間として考える。この世に存在させるためにより深く内面を掘り下げる。アニオタ以上の愛を感じました。
キャラについて熱く語るあのシーンはね、なんだこれ?笑 と思いつつも胸を熱くさせるものがありました。まさに目からウロコ!
私たちが認識している時点で
彼らは
彼女たちは
奴らは
間違いなくこの世に存在しているのです!
愛した時点でここにいるのです。
この話を見て
かの有名なルイズコピペの本質を私はようやく理解できたような気がします。
「二次元は現実じゃない、存在しない人によく夢中になれるね」
なんて言ってる人に見せてやりたい話でした!(見せたらたぶん引くけどね)
また、3話を通してアルビンの表情が修正されていく過程は非常に興味深い!人の繋がりがあってこその4話完パケでしたね。
最後に上映された
夢衣さん演技に負けないアルビンの表情には監督じゃないけど泣きそうになりました。
{/netabare}
もちろんこの作品はフィクションだし、アニメ内で誇張されている部分もあるだろう。
制作側がどんなに頑張っていたとしても、そもそも趣味に合わなければ断念しても仕方ないし
マジョリティに見放される作品にはいろいろとダメな部分がある。
しかし、途中で断念して
「糞アニメ。これは観る価値なし」
みたいな糞レビュー書いちゃう前に
もう一度、それを作った人々に思いを馳せてほしい。
彼らのがんばりを一笑に付してよいのか?
それであなたは胸を張ってアニメ好きと言えるのか?
・アニメーションへの愛
・生産者に対する感謝の心、応援する気持ち
オタクとして知識量やグッズより大切にすべきものではないだろうか。
アニメを楽しんで観てる人はこの作品を観たら
アニメ製作の裏側を知ってますますアニメが好きになるだろう。
そして
すでにアニメが大好きな人がこの作品を観たら
すこし泣く…!(ソースは私)
何だろう、何だろうこの熱くなる気持ちは。
ジブリ映画の制作ドキュメンタリーを観るのが好きな自分からしたらたまんない作品です!
とは言え、上でも述べたとおり
アニメーションの裏側に迫りつつも、あくまでフィクション
だからアニメ制作の裏側を綺麗に描きすぎてる、とか批判するのは的はずれ。
そのまま現実を描いても面白くないって舞茸さんも言ってたし。
アニメーション同好会のJK5人組を主軸にしたドキュメンタリー風エンターテイメントなのです。
スタッフの
「ああ、こんな可愛い女の子が職場にいたらもっと頑張れるよなぁ…!」って夢や願望を感じます。
もちろん おじさん達も頑張ってたけど、綺麗な女性が出たほうがやっぱり絵的に映えますよね。同じく創作がテーマだったドラマ「ゴーストライター」も同じです。中谷美紀さんと氷川あさみさん演じる美しき女流作家が織り成す物語。さむらごーちやにーがきではむさ苦しくてドラマとしてはダメでしょう。
話が逸れましたが、要するに本作は
5人の女の子のサクセスストーリーなのです。
まだまだ未完成、だけどたしかに夢に向って進んでいる…ゆえに白箱というタイトルがついてるんですよね。
・さっかんの人だっけ?家でゼログラビティ見てたの。
良作だったし 気分転換にはなるだろうけど、休日に見るには全く心休まらない作品だよね。観ててハラハラしっぱなしだったし。
素晴らしい映像作品はチェックしておくのが業界人としての性なのかな。
「○○って何してるの?」そんな疑問を解決!
いちばんメディア露出の多い声優でさえ、仕事してる現場はなかなか見れるものではない。他のスタッフの仕事はなおさら。
この作品のおかげでEDテロップで最後のほうに出てくる制作の仕事がわかり、アニメ制作の全体を見通すポジションにある制作進行のみゃーもりが主人公なのも当然だと理解できた。
ぬいぐるみの会話を通して、制作側の愚痴とそれに対する励ましを聞けたのもよかった。
激務だもんなあ…それでも本当にアニメが好きだからこそやってられる仕事だよね。
皆で協力して一つの作品を世に出す、成し遂げたときの達成感はひとしおだろう。
みゃーもりを取り巻く人びとも魅力的!
おれツイで主役やれそうな矢野エリカ…良い先輩だ。デスクが隣だからよくみゃーもりのことを見てくれている。
脳みそが活動限界陥ったときに補給する糖分はまさしく元気の源ですよね。
せかいじゅのしずく、エルフの飲み薬、かいふくのくすり
などにも負けない回復力!
あの会社は作画班の先輩たちといい、素敵な人が多いですね。
総集編はいやだ!
キルラキルの総集編で感動したのを思い出しました。
視聴者だけでなく、制作側も同じ思いなんですよね。そりゃ、そうだよな「遅刻はいやだ」と同じようなものだから。
それでもどうしようもないときには総集編になる。手抜いたわけじゃない。そう知ったら総集編だからってガッカリしてられないです。それだけ画面に愛情注いできた弊害でもあるのだから。
これからは総集編が来ても、スタッフさん頑張ってー!と思いつつストーリーを大人しく復習することにします。
…ってかそもそもは途中から観る人のためにも ストーリーの流れを再確認するもの、だよね?
・円さんと監督でデスクの美しさが全然違うのが性格出てて面白い
おいちゃん姉のようにリアルな現実描写で鬱アニメ以上に精神ダメージ受けたりもするけど、最後には気持ちが上がる物語。
日常アニメの癒やしとはまた異なる、励まされて元気出る感じがいいね。なんか生きる活力が湧くというか、ああ自分も負けずに頑張ろうと思えるそういう素敵なアニメですよ。
物語の面白さに集中してて途中まで気づきにくかったけど、みゃーもり可愛い!
原画の彼がサイクリング行こうとしてるのをジト目で見てからの
夢?って言って少し首かしげるとことか最高
でもって
これまでもよかったけれど
1クール目ラストの展開:最終話制作が素晴らしすぎる!
素人でもなんとなくわかるぞ。
馬はキツイだろ、脚とか動かすの大変だよ。多くのアニメでも 馬上の人を映したりして極力 省エネでやるとこなのに、それを100頭…。うわあ…
そりゃ いくら原画売りの少女が可愛くても売れないわな。
…と思っていたら、まさかの庵野さん登場!しかし、彼は言う。これを描くとしたら最も相応しいのは
「杉江さん」
……現在活躍する有名な剣士に助太刀を依頼したら、実はその人も称賛する伝説の老兵が身近にいたパターン!
熱い!!いや〜ここら辺の展開は最高に胸熱!!!王道ストーリーのバトル漫画と同じじゃん。そう、戦闘ではなくともアニメ作りもまた闘いなのですね。
そして杉江さんの経験がついに活躍!大活躍です!!超大活躍!!!嬉しすぎるので3度言いました。
毎回ちらちら画面に映っていて、この人絶対いつか活躍するパターンだろうと思っていたけど、ええ!見事に魅せてくれました。
絵コンテ見ておおよその作業時間推測できるシーンがかっこいいいいい!みゃーもりに言ったお礼の言葉もアムロみたいでかっこいい!
筋肉の動きの描写など、やはり熟練したスキルがあってこそなんですねー。
「動きがあってこそのアニメーション」
絵麻ちゃんが言ってたけど、本当にそうだと思います!
原作の面白さやキャラデザ、声優や音響など音の良さ….いろいろ大事ですが、アニメーションとして欠かせないのはやはり動きですよね!
消音にして観ても動きだけで楽しめる、そういうアニメこそがアニメーションなのかもしれません。
また、最終話ということで手が空いてるスタッフも一丸となって
良いものを作ろうという姿勢が本当に素敵です!
より良い結果を目指して皆が集い協力する。協働こそ仕事の本質だと思います。
その努力の結晶
馬が爆走するシーンが流れたとき
私の頬には涙が流れていました。
感動とは本当に様々な顔を持っているものです。
2クール目!
{netabare}
デスクに昇格したみゃーもりや
設定制作に就任した後輩ちゃんと違って
新制作の白髪はどこか冷めた感じ
りぃちゃんは知的好奇心が強いのがいいね。物語を創るうえではいつどんな知識が役に立つかわからないから知識の収集を楽しんで続けられるのは強みになるだろう。
人気声優 →知名度
歌手 → 歌唱力
グラドル →おっp…容姿
って人選はやっぱりあるんだろうか。さすがにあそこまでひどいゴリ押しは無いと思いたいけど…
そんな中あくまで冷静にズバッと指摘した
音監の岩浪さんがかっこよかった
ずかちゃんは惜しかったなあ
もう一歩だったのに
今のところ、ずかちゃんは
容姿◎ 可愛い
声質○ 少し幼め、なかなか綺麗
演技○ 応用力あり
性格◎頑張り屋 ポジティブ
経験× ガヤくらい
歌唱力?不明
…いける!(確信)
15話
新人さんが入って視聴者の私たちも一緒に新人研修を受けてるような気持ちで観れた回でした。
えくそだすっ!は途中からだったけど、第三少女飛行隊は初めから作られているのでアニメ制作を一から見ることができますね。
更にロロとミムジーの会話があったから わかりやすかった
ねんどろいど興味なかったけど、あの二人のが出たら欲しいかも!
…変な話、あの夜鷹書房の編集さん大丈夫かなーと思ってたんですよ。
変な話 タローと似た雰囲気がしてたし。そしたらやっぱりですよ!
最後はお話にも出てたとおり
天候が心情を描写してるようなどしゃ降りで…せっかく順調だったのに どうなってしまうんだろう?
16話
原作者は仕方ない
変な話、編集が無能すぎるよ。
とはいえ
話もしっかりしつつネタが多い神回。
エンゼル体操、ゴスロリ、小笠原さんの投球フォーム、こっそり様子を覗いてる姿…絵馬ちゃんが可愛い
小笠原さんも昔はか弱かったんだなあ…今何歳なんだr禁則事項です☆
…あっ、もしかして岸田メルも武装してたのか…!?
井口さんも華麗に変身。
細分化されているけど作画と監督たちの連携って大事だよね
続いてはみゃーもり先輩に惚れる回
矢野さんという良き先輩が居たからみゃーもりも後輩に良く接することができるわけですよ。善の連鎖
新人声優の頑張りを見て思わず涙ぐんでしまうみゃーもりがたまらなく愛おしい。
しかし、問題はどんどん発生していって…
手いっぱいの状況で万策尽きそうなときに
颯爽と舞い戻る矢野さん!
熱い!
やはり王道少年漫画的な展開である。
羊羹とともにプレゼントされた優しいアドバイスとおみやげのアロマキャンドル。これは異性だったら確実に惚れてるところだね。
恋愛感情が描写されなくても不自然にならないように有能キャラが女性に偏っているのかもしれない。
武蔵野動画の思い出話のシーン
皆で夜食を食べるシーンはジブリの製作ドキュメンタリーを思い出した。
いやぁ、あの制作シーンは本当にいいね。全話を通してもBest3に入る名シーンだと思う。
何だか言葉に表せないたまらない気持ちになった。
「そのオレンジの日々を…」を観たときと似た気持ち。
要するに泣いた。
何だろう、ほんとに。胸がいっぱいになる感じ。昔は良かった、じゃなくて昔も良かった。だから負けないように今もがんばる!
悲しい別れ、とかじゃなくて
強い情熱に感動させられる。そういう作品だよね。
夢が無ければ夢は描けないんだなぁ
時を超えても持ち続ける情熱…素敵ですよ。
最後の美術背景を見たときといい、この回は感情も表情もみゃーもりとシンクロしてたかも。
ラストに向けて
アリアが再び立ち上がるには
戦う目的
戦いが終わった後にやりたいことが必要→そこから
話の軸はそれぞれのアニメを作る理由に
ここでまた矢野さんのコメントが良いですね。150センチ金髪ツインテの仕事ができる女性にクズって言われるとか
脱走するも尽く動きを読まれて待ち伏せされるとか
羨ましくて演出家になりてえと思ってしまうのも無理ない話ですよ、ええ。
ぜひ矢野さんには
白箱をネットに違法upしてる奴に向かって「ゴミクズ野郎」と蔑んで罵倒してもらいたいところです…ですが、それはご褒美にもなりうるのでやっぱダメです(笑)ってか本当に信じられない、特にこの作品を違法アップロードする神経は…
人として軸がぶれているどころか軸が折れて無くなってるんじゃないかと。
その愛しい新人声優は…
みゃーもりが監督たちに紹介しようとしたとき、それを
そっと制した ずかちゃん。健気で愛しいんだけど
コネも重要であろう業界だし
ああいう場面でぐいと前に出る貪欲さはあってしかるべきかもしれない。
監督もキャスティングのとき一度気に留めてたし、名前を印象づけるチャンスだったよね。
でもそれをしなかった。実力で夢を実現させてみせる、そんな心意気がかっこいい。
「実話をそのまま描いても面白くないだろ」「でもこれ実話っぽいですね」「そこで面白くするために興津さんTUEEEEシーンですよ!」
ケンカといい平岡関係はリアルね、特に過去の回想シーン。
夢と希望に溢れてたぶん、現実とのギャップにやられてしまってやさぐれて…。最初からムサニのような会社へ入社できていればよかったんだけど。
あれは シロバコを見て声優志望→制作に流れるであろう若者たちに予め釘を刺しておく良いシーンかもね。実際は矢野さんやみゃーもりみたいな可愛い先輩は居なくて良い人も少なくて平岡みたいに夢を無くした小汚いおっさんばかりだったり、そんなこともあるんでしょう。それでも好きを諦めないで 情熱を持ち続けてがんばる、それが一番大事
そうすれば矢野さんも惚れてくれる!!
ただ
超絶激務やら糞みたいな人間のせいで精神病んで自殺なんてことは起こらないでほしいものですが…。
・なんだかんだで良いコンビ
最強コンビとかなにいってんだよって現場の人たちに思われそう(笑)
タローはしょうがない奴だけどあの性格で助かることもあるんだな。平岡は認められたいっていうか自分の熱意や頑張りを貶されるんじゃなくて、ちゃんと褒めてほしかったんだね。
なんか良いな。最強かどうかは置いといて、わりといいコンビなのは間違いないでしょう。
それに比べてなんだよあの編集、タロー寄りのお調子者な無能ヤローだと思ったらガチでDQNじゃあないか!
おい、なんだよあの編集なんだよまじでなんだよふざけんなよおいおいおいおいおいおい!!!
ほんと何なんだよ、バクマンで描かれてた編集さんたちと大違いじゃん。
エンタメ上の必要悪だよね?本当にこんな人がいるとは思いたくない。けど、矢野さんが大人は皆ちゃんと働く者だと思っていたって言ってたし。事実は小説よりも奇なりだし。
居酒屋で楽しんでた監督に聞かせるの辛いなコレ…
(居酒屋で監督の横に座ってた女の子可愛い→その名は藤明日香 音響の人 ポニテ的な結び方の髪が可愛い)
監督は
戦友が死に、主人公は飛べなくなるエンドを想定してみるが、、、
うわっ、後味悪…
ATG映画は芸術性を求めた非商業主義の映画のことらしい。
たしかにそんなエンドは娯楽として後味悪すぎる
結城友奈が目覚めないエンドだったらこんな感じかな。
結末として望むのは
納得できるハッピーエンド>>>>>無理矢理ハッピーエンド>>仕方ないバッドエンド>>>>>>>>>>納得いかないバッドエンド
だなあ
三女の原作者さんが以前、俗に言う原作レ○プをされていたのならアニメと原作の違いに過敏に反応しても仕方ない、のか…
しかし、忙しいとはいえ、原作者さんがもう少し早くチェックしてくれれば…
→夜鷹書房に赴くシーン
あんな格好でいいのかよと少し苦笑い気味だったけど、波動腹のくだりで笑った。
・原作者とのやり取り→和解
・茶沢がしっかり制裁される(最終回のシナリオもあいつのせいでチェックが遅れたのかも…)
で気分はスッキリ!最終話に向けて一気に加速飛行だね!!
そしてなんと言っても
ずかちゃん!!!!!
ず か ち ゃ ん !!!!!!
…おめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうっ!!!!
ルーシー役をキャスティングしないとね、ってなった時点でハッとして、電話かかってもうもう鳥肌ですよ!
いやぁ、よかった…よかった本当によかったね。
もうみゃーもり並みに感動しちゃって、宮森さんが声出せないぶんかわりに嗚咽漏らして泣いちゃったよ、ボロ泣き。自分でも驚くくらい涙でてんの。なにこれ
みゃーもりは新人声優のアフレコ現場見て
ずかちゃんを照らし合わせてたんだろうなぁ「いつかこんな風に一緒に仕事できたら」って…。
皆夢に向かって着実に進んで行く中で一人だけなかなか成果が出なくて、けど気丈に振舞って
寂しい夜はヤケ酒しちゃったり
それでもずかちゃんがいつも前向きに頑張ってるのも知ってたし、友達だからコネ作ったりもできたのにあえて名乗り出なかったりそういう場面もしっかり描かれたうえでの
ルーシー役、あの台詞
「今わたし 少しだけ夢に近づきました!」
…みんな泣くしかないじゃない!
視聴者はもちろんのこと
たぶん新人声優が観たら100パー泣く、いや…ってかもう涙腺を有する動物が観たらみんな泣きますよ、こんなの!
りーちゃんもセリフ一つ採用されて皆少しずつ夢に近づいているし…!ん?
んん??
採用された一言って!その一言ってもしかしてぇーー!!?
あっ、もうだめ涙腺枯れる…
みゃーもりの泣き顔見て更にボロ泣な私とは対照的に
決してつられて泣かずに最後まで堂々とした振る舞いを見せたずかちゃんはプロですよ立派ですよ!
もうね、会話でなく表情で魅せてくれましたよね。
みゃーもりの泣き顔を見て怪訝そうな顔→ハッとした表情→女神さまのような微笑み
「おいちゃん知ってたんじゃないの?→そっか、おいちゃんは関わってないんだ何か言ったわけじゃないんだ。私、選ばれたんだ…!→おいちゃん、ずっと心配してくれてたんだよね…ありがとう」
そんな感じでしょうか?
…ああもう素晴らしい。素晴らしい素晴らしい!
杉江さん回や19話を超えてシロバコで最も感涙したシーンとなりました。最終回前にしてクライマックスです。
→最終回観て
こんな良い作品が終わってしまうのか…最終回観たいけど観たくないなあ、って複雑さがあった。でも、観てよかった本当によかったそう思える最終回・全24話の作品でした。
遠すぎた納品、ってタイトルがもしかしたらまた何かあるんじゃないか?って最後までワクワクさせてくれてね。
・牧場見学に行ったメンバー好きだ!
・絵麻ちゃんが涙ぐみながら原画描いててまた涙。
・えくそだすのときに続いて 総力戦で皆で作り上げた最終回、ワイルドカード興津さんがクールでワイルドすぎる!
…と、まあ
もう最終話は全て見どころ、見どころしかないけど
その中でも特に良かったのが
みゃーもりが自分のしたいことを見直したうえで話したスピーチ
「アニメが好きでアニメを作るのが好きでアニメを作っている人が好きで…だから私はアニメを作る!」
そう、結論って本当にシンプルなんですよね。他者が聞いたら
ああ、まあそうですよね。と思うような当たり前な理由。でも、いろいろ悩んで悩んで悩みつつ日々を過ごして辿り着いた答えだから
一般的な結論でも自分だけの大切な答えになる。結果より過程が大事なんです。
「多くの人、いろんな時間が積み重なって少しずつ紡がれてきた大切な灯火」
というのも言い得て妙!
作画部門だけで見ても
久乃木ちゃんを指導する絵麻ちゃんを指導する井口さんを指導した小笠原さんが教えを求める杉江さんだってさまざまな人に鍛えられてきたんだろうし。
みゃーもりのスピーチで
作曲家すぎやまこういちさんがDQのテーマ曲を作ったときの話を思い出しました。
「メロディは5分でできた。けどそれは今までの人生があったから。今までの人生と5分であのテーマ曲は作られたんだ」
…これも
それまですぎやまさんの過ごされてきた時間だけでなく、すぎやまさんに影響を与えた音楽を作曲した人や、すぎやまさんを導いた人の人生、そういったものも含んでの話なんだよなぁと改めて思わされました。
なんかもう最後の集合写真が愛しくてたまらないんですが なにこの感情!?
あの写真も何十年後かには思い出として語られ、そのときには新人制作さんに「うわっ、写ってるのすごい人ばかりじゃないですか!」って言われたりするんだろうなあ…♪
どれだけ時代がうねり、世相が変わっても
意志は受け継がれてゆく、人の夢は終わらねぇわけですよ!ああ、もうたまんねえな ちくしょう…!
いつか七福神が空を飛ぶ姿が見られるように、5人にはこれからも
どんどんどーなつどーんと行ってほしい。
(舟にタイヤが付いてたのには笑った)
そして私は
これからも小さく素敵な灯りに照らされていきたいと思いました。
Viva ANIME,Viva SHIROBAKO!!!
{/netabare}
♪OPED♪
改めて前期の楽曲を振り返ると…良い。
前期OP「COLORFUL BOX」は歌詞が本当に素晴らしい!まっすぐなおもいをつたえてくれてる。作詞した分島さんグッジョブですよ。
http://www.kasi-time.com/item-73970.html
いやほんと最終話まで観た後だとほんと歌詞だけで泣ける…!
特に良い部分が↓
「真っ白な想いに 夢のかけらを描いて 動き出す未来」
「叶えたい胸の中のたくさんの希望のかけらを 描いて走り出す世界」
アニメーションをここまで素敵に表現されるなんて…!!
ED「Animetic Love Letter」もいいね
アニメはアニメスタッフからの週に一度のラブレターだったのか…!毎週ありがたく受け取ってますよ、本当に楽しませてもらってます。ありがとう。お疲れさまです。
おかげでアニメ大好き→アニメ愛しいになりそうなそんな感じ。
画面に注がれている愛に負けないようにアニメを愛していきたいと思います。
白箱の制作デスク山本さんをはじめ制作進行の方々本当にお疲れさまでした。この作品に制作で関われたのは幸せだろうなあ
もちろん他のスタッフの方々も!
特別エンドロールでまた胸が熱くなりました。