「四月は君の嘘(TVアニメ動画)」

総合得点
91.6
感想・評価
5063
棚に入れた
20128
ランキング
28
★★★★★ 4.3 (5063)
物語
4.3
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.4
キャラ
4.2

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ネタバレ

animeneko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

音楽ファンタジー熱血感動アニメ?

(総評)
見終わって、最後にはちょっと拍子抜けしたかなあ。
まずはキレイにまとまってよかったとは思うんだけど、、引っかかるのは
ヒロインが死んじゃった描写を省略して死後へと飛んで、周囲の登場人物達がヒロインの死のショックも、その後の回復についても描かれなかったこと。なぜそこを省略するのか?その部分を描いてこそ、ヒロインを死なせた意味があると思うんだけど。

途中からヒロインの闘病生活を長く描かれるのも見ていて辛かったな。この部分は短して欲しかった。

物語の最初の方は作画もキレイだったしすんなりと入れたけれど、ヒロインが病気で倒れてからは失速したようなイメージ。
ちなみにヒロインの病名って、原作でも明確には描かれていないらしいので、架空の病気ということになる。道理で症状から推察できなかった。

暴力的だったり流血シーンがあったりするのも嫌だったな。

音楽アニメでキレイに展開していくかと思っていたのに、途中からヒロインの難病物語になってしまった。そして、ヒロインの死を乗り越える主人公をどうして描かなかったのだろうか??わからん。

主人公コウセイは母親とカオリの二人の女の怨念を背負いながら生きていかなければならなくなったわけで、ツライ生活だな。そこらへん描きたくなかったのかなあ。

コウセイが友達やカオリの励ましで、ピアノの世界へと帰っていく物語はよかったよね。
コウセイのライバル二人の活躍があんまりなかったのは残念な部分だったな。
あと、コウセイの幼なじみのツバキとの恋愛問題も特に進展しないままで終わったがこれも消化不良かな。

(以下過去感想)
ーーーーー
月刊少年マガジン連載のマンガが原作。2クール

聖地は東京都・練馬区

二話まで視聴。
母親の死のショックでピアノが弾けなくなった少年と天真爛漫なヴィオリニストの少女の織り成す、音楽を通じた共感と感動を描く?
音楽スポ根というとちょっと違うか。
母親に叩かれて虐待されながら幼児からピアノを仕込まれるというのはよくありそうな話で、途中で挫折してまた立ち上がるというのはまたまたよくありそうな話だけど、このアニメは素直に見れそう。

「のだめカンタービレ」みたいな成功作品になるかも。
音楽アニメだけだってOP/EDの音楽は力入っていてとてもいいよね。

背景とか絵柄はキレイに描いているね。鍵盤を叩く指の動きとか細かい。
ん?これはA-1 Picturesが作っているのか。今期と前期でA1はソードアート・オンラインII、アルドノア、黒執事、ペルソナ、四月は君の嘘、七つの大罪と作っている。たくさん仕事しているな。さすがブラック企業に選ばれるだけはあるが、過労死とか出ないか心配だ。
アニメも音楽と同じで、好きだから死ぬまで働けの世界だからなあ。基本、ブラックだ。とにかく熱血、感動しないとやっていけない。。

ヒロインの眼はとてもキラキラさせていて、ムチャクチャ聴衆を音楽で感動させて、徹底的に魅力的で感性がムチャクチャ鋭くて、感情で生きている人として描かれていく、、んだろうな。このヒロインにひっぱられて少年は人生に回復していくんだろうか。
感性を回復するのに見るのがよさそうだ。

第三話
{netabare}
このアニメ暴力シーンが多いな。
叩いたり蹴ったり、一番ひどいのは野球のボールを頭に当てて頭から流血させるってヒドイな。アニメの表現としてもどうなのか。

カオリの性格設定、天真爛漫すぎというか自由すぎないか?「暴力上等」「性格最悪」といってもね。

主人公・有馬 公生(ありま こうせい)に近づいたのは、コウセイのピアノの腕が欲しかったのか。友人Aじゃかわいそうな言い方だな。
カオリはコウセイがピアノの神童で有名人だったのを、同じ演奏家として知っていたのだった。ピアノの伴奏者に逃げられてしまい、伴奏をやってくれる人を探していたのか。コウセイに頼みたいなら、蹴ったりするなよ。

カオリは演奏家になりたいのか?それにしてはコンクールでいい点数を取ることは興味ないみたいだったな。審査とか興味ないとかいってたコンクールの二次予選には出て行くつもりらしいし。ちょっとチグハグな気がする。

コウセイがピアノを弾けないのは精神的な問題なんだけど、無理やりピアノを弾かせようとするのは逆効果というかあんまりよくないだろう。普通は、ピアノから少し距離を置いたほうがいいんだけど、さて二次予選うまくいくかな。
{/netabare}

第四話
{netabare}
このアニメ、来春で原作終了でアニメも終わりまでやるらしいと情報が。
コンクールは自転車でかけつけて強引に間に合った。
コウセイ、また頭から出血、って手当しないのか?包帯まけよ?ギャグなの?
事前の練習なしでぶっつけ本番てすごいな。ピアノの天才だからできるのか。譜面だけは事前に強制的に見せられていたのか。
でも、カオリのコウセイへの頭突き!これ、相変わらず体使ったコミュニケーション好きだな。コウセイはかえって心が落ち着いたか?
コウセイが母親に受けたピアノ特訓は虐待ではなかったのか?普通なら心を病んでしまいそうなレベルみたいにもみえる、いや病んでいるかもしれない。
案の定、コウセイ、ピアノの音が演奏中に聞こえなくなる。それでも無理やり演奏できるのはさすが。ピアノだけ中断したが、カオリはもう一度引き直して、コウセイも何とか立ち直って弾きなおした。
音楽はよかったね。
コウセイへの強引な音楽リハビリはやっぱり中学生らしいといえばいえるが、逆効果だったらもっとヒドイ状態になるわけでアブナイよな。
カオリ、演奏終わったらぶっ倒れた。病院いってたし、これは死亡フラグ?
{/netabare}

第五話
{netabare}
今回は少しお休みというか、川に飛び込んだりして青春回だった。
カオリは入院したけど、単なる検査入院で貧血だったみたいですぐに退院した。よかったね。死ぬかと思ってドキドキしたよ。ヒロイン死なせたらいけないよね。
冒頭の川へ飛び込むシーンとか絵柄がなんかピンポン思い出しちゃったけどこれフラッシュアニメかしらん。
暴力シーン、相変わらず流血させるのは変わらずだな。
カオリは、例によってキラキラしている。コウセイはピアノ弾かないと輝けないのか。
カオリは無理矢理にでもコウセイにピアノを弾かせようとするのは同じだな。コウセイもピアノを弾くことにした!
{/netabare}

第六回
{netabare}
ピアノを再開することにしたコウセイ。かおりが勝手にコンクールへの出場も申込でいた。そしてコウセイをビシバシと鍛えようとするカオリ。これはコウセイがんばるっきゃないよね!いいなあ!
ツバキはこの二人から離れて、しかも先輩から告られてしまったから、もう好きなのはコウセイなのにどうするのか?と、先輩とデートしてみたが、コウセイが忘れられず、ちょっとドロドロしてきたかがなんか青春だなあ。
コウセイのピアノのライバルもラストに出てきた。音楽バトル化していくのかな。
{/netabare}

第七話
{netabare}
コンクールを前にまだピアノの音が聞こえないコウセイ。どうするのか?
自分はベートーベンでもないしショパンでもない。誰なのか?
カオリがはげます。君は君だよ!て、いいところを取っちゃうカオリさんだ。うまいことつかれて気が楽になったコウセイ。
コウセイは、譜面通りに完璧にピアノを弾いてコンクール荒らしをやっていたために嫌われていた。しかも、ライバル二人を顔すら覚えてなかったのwまあ、ライバルじゃなかったみたいだし、お母さんの評価が全てだったんだろうな。また、お母さんが現れて邪魔しそうだしね。
コウセイの手を引っ掻いてケガをさせた猫を、お母さんが捨てちゃったお話は悲しかったね。
{/netabare}

第八話
{netabare}
エミとタケシの回。
エミもタケシもコウセイを目標にピアノをがんばってきたが、コウセイはエミとタケシの顔も名前も覚えていなかったのだった。ライバルとして認識すらされてなかった二人がやっと認めてもらえそうだ。
エミは5歳の時、コウセイの人前初めてのピアノ演奏を聞いてピアニストになることを決心したのだった。
音楽相変わらず力入っているな。
{/netabare}

第九話
{netabare} いよいよコウセイの演奏の番が回ってくる。みんな緊張。
そしてやっぱり、コウセイのお母さんの亡霊がコウセイの邪魔をしに来る。コウセイのお母さんスゴク怖い!自分の息子に思いっきり怒鳴る。
息子の演奏が気に入らないとぶっ叩く、怒鳴る。。これもう児童虐待レベル。音楽エリートとして育った人にはこういう人が多いかも。これじゃコウセイがロボット化してあげくにピアノが弾けなくなっても無理ないよね。
コウセイは演奏は何とかできそうだが、やっぱりピアノの音が聞こえなくなる。どうする?
{/netabare}

第十話
{netabare} このアニメ回想が多い。アバンでまた回想。「負けた」とかセリフが出たから、コウセイが負けたのかと思ったら回想だった。前回も回想部分が長くてちょっと冗長。ロコツな尺稼ぎというか、ピアノ曲の長さの調整のために回想を挟むけど、ちょっと回想部分がしつこいかなあ。
お母さんの亡霊が邪魔をして、コウセイはうまく演奏できず、ついに演奏中断。しかし、なんとか気を取りなおして、演奏再開。
自分の中にキミがいればいい。自分の中に星が見えるようになったら、気がラクになって弾けるようになった。
最後はとても良い演奏になった。どういう点数になるのやら。
しかし、やっぱりまだ、お母さんの亡霊がいて、「良し」とか笑っているのにはゾッとしたぞ。
最後に新キャラのオバサン登場。ピアニストか何かなのかな。
{/netabare}

第十一話
{netabare} なんとかピアノを弾き終わったコウセイだったが、途中で曲を中断したため、落選。コウセイの初めての敗北?
新キャラ、日本の屈指のピアニスト、瀬戸 紘子(せと ひろこ)だった。
ヒロコとコウセイのお母さんは音大からの友達で、コウセイを赤ん坊の頃から知っていたのだ。コウセイのお母さんはコウセイをピアニストにするつもりは、最初はなかったのだ。コウセイの才能に気付き、ピアニストに育てることを勧めたのはヒロコだった。なんとも重い関係性だなあ。
ヒロコは、コウセイのピアノ演奏から、メッセージを汲み取っていた「キミが好き」
そして、コウセイついに、カオリに告白?「キミのために弾いた」
カオリは前に出たコンサートにまた、一緒に出ようと提案する。
でもカオリ、いつでもキミのためにいられないよと少し冷たい。
コウセイは、ヒロコにピアノの先生になってくれと頼む。すごいゼイタクな先生やな。日本屈指のピアニストを先生にってコウセイすごいぞ。
{/netabare}

第十二話
{netabare} ガラコンの曲を弾くと、お母さんのことを思い出しちゃうコウセイ。お母さんとの思い出の曲だったから。
お母さんに憎まれていた、と思っているコウセイ。殴られて育ったらそりゃそう思うわな。息子を罵倒ばっかしてたからお母さん、嫌われますがな。コウセイ、お母さんを愛したくても愛せない、苦しい。ピアノを弾き続けるべきかどうか。
ヒロコはどうせなら、弾けばイイと、無責任なアドバイスしかできない。
まちにまった、コンサートの日、審査がない、ならもうカオリの独壇場だな、人気を取れると思ったら、カオリが来ない、、また倒れたか?
{/netabare}

第十三話
{netabare} バイオリンなしで1人でピアノを弾くことにしたコウセイ。
最初こそ乱暴になったが、お母さんのやさしさを思い出してやさしく引くことができて、弾ききった。お母さんが見えるのは、亡霊だってことがわかった。もう亡霊は見えない。コウセイの中にお母さんが居る。人間としてコウセイは成長したのだった。すばらしいピアノ演奏に湧き上がる拍手。

カオリはやっぱり倒れて入院したのか。これカオリが死んじゃうパターンだなあ。
{/netabare}

第十四話
{netabare} カオリは、コウセイに携帯の番号もメールも教えてないのか。冷たいなあ。さすがに二度目は検査入院というのもウソだよね。
ろくにお話できる雰囲気ではなくなったね。
ツバキは先輩と付き合いながらもコウセイがやっぱり好きなのか。
ツバキが正直になっても、コウセイはカオリが好きだからダメなんだろうね。
コウセイはやっと進路を決めたのだな。音楽コースのある高校にね。ピアニストになることは決めているわけだな。
{/netabare}

第十五話
{netabare} 前半、ツバキの回。
すなおになれないツバキ。コウセイが好きなのに、好きじゃないみたいなことして、先輩と付き合ったけど、別れることに。
コウセイが音楽に取られてしまうので悲しいツバキ。
そして、コウセイもカオリに対して素直になれない。
新キャラ、相座 凪(あいざ なぎ)登場。なぜかナギはコウセイを攻撃しているけど、なにか敵愾心でもあるのか?
カオリの病状悪化しそうだ。

ちょっとストーリーが中だるみで、進まないね。強引に24話にするためにお話が伸びている印象かな。
{/netabare}

第十六話
{netabare} カオリが病院を抜けだして、コウセイに買い物を手伝わせるわ、用もないのに教室を眺めるわ。思い出つくりか。カオリの四肢の麻痺は深刻な模様。カオリ、自暴自棄になって、コウセイに「一緒に心中しよ」もちかける。
わけもわからずコウセイに敵意を持っていた謎の少女ナギは、実はタケシの妹だったのか。兄のタケシに振り向いて欲しくてコウセイを叩き潰そうとしたのか。

このアニメ、音楽アニメから恋愛アニメっぽくシフトし始めたな。それも悲恋っぽい。それがどう雰囲気を変えるかな。
このアニメの女の子はみんな暴力的でわがままっぽい性格っていうのがいまいちだなあ。
{/netabare}

第十七話
{netabare} 「私と心中しない」「ゆみがひけない」「もうよくない」とここまで言われたらコウセイじゃなくても、何をいったらいいかわからなくなるよなあ。お見舞いに行くのも気が乗らないだろう。
コウセイ、カオリの事を思えば思うほどどうしたらいいかわからなくなる。これはキツイ。
どういう理屈なのか、コウセイはナギの学校の学園祭で演奏させてくれると頼む。

それにしても、音楽アニメのはずが、難病ものアニメになってしまった。しかもこれ長く苦しみそう。
{/netabare}

第十八話
{netabare} ナギと一緒に学園祭でピアノの連弾するコウセイ。ナギのピアノの能力を引き上げつつ演奏って、すごいな。コウセイ。
これを携帯で、カオリにきかせて、あげる。コウセイいわく「ひっぱたいてやるため」つまり元気になれよってことか。
しかし、カオリの顔とか、とても顔色が悪く描かれている。カオリの心はなんとか持ち直したようだけど。コウセイは、はっきり、「心中はできないよ」と断った。これでカオリが持ち直すか?
{/netabare}

第十九話
{netabare} カオリは病気を治すためにかなり危険な手術に挑むことにしたらしい。そして四肢の麻痺を少しでも回復させるためにリバビリを開始するのだった。前向きになったカオリだけど、病気はどうなっているのかな。
音楽の高校へ入学する切符を手にするために、コウセイはコンクールで活躍しなければならない。
幼い頃のコウセイはコンクールで、横にタケシとエミが座っていたのに、コウセイはこの二人をまったく覚えていなかったのな。そしてやっと今、コウセイはタケシとエミを覚えて認識して横に座ったりしている。不思議な対比だなあ。どちらかというとエミとタケシの感情に同調しちゃうな。

{/netabare}

第二十話
{netabare} 自分の好きな女の子と他の男の子がイチャイチャしているのみるのはツラいだろう。コウセイ嫌になってカオリを病院に見舞いに行くのが嫌になる。まあこれが自然。
ツバキはこれ幸いと自分を女の子として意識してもらえるようにキックをコウセイに見舞う。普通、女の子として見てもらいたいなら暴力は使わない方がいいとは思うが、まあこのマンガだからしょうがない。
コウセイ、野良猫とかつて自分の家で飼っていた猫を重ねる。コウセイの手を引っ掻いてケガをさせた猫は、お母さんに捨てられてしまった。悲しい思い出の猫。
コウセイが好きなのはカオリだからとお見舞いにいくとカオリは発作??を起こして意識不明?カオリの病気ってなんなのかな?四肢が麻痺する病気って??
こんな状況でコンクールでコウセイは力を発揮できるのかな?

難病で、主人公やヒロインが死んじゃうドラマってたくさんあるから、なんか月並みな展開だな。悪いけどこんなのじゃワシって感動できないのよ。
{/netabare}

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 316
サンキュー:

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