ローズ さんの感想・評価
3.2
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
TRAIN-TRAIN
国鉄が民営化されなかった世界。
高山直人(たかやま なおと)達は研修として鉄道公安隊に配属される。
鉄道公安隊として鉄道の運行を今日も守る高山達であった。
アニメを見る人の中でも鉄道ファン向け作品。
色々な列車を見る事ができます。
自分は鉄道に疎いので、鉄道の専門用語は分かりませんでしたが、詳しい人にとっては当たり前の世界なのでしょうね。
高山は運転手希望ですが公安隊に配属されます。
運転手でも公安隊でもお客様を大事にする事は同じ事。
鉄道への熱い想いが高山の行動の原動力なのでしょう。
高山と同じ鉄道公安隊第四警戒班の仲間には、
武術や拳銃の扱いに慣れている桜井あおい(さくらい あおい)、
頭脳派の小海はるか(こうみ はるか)、
格闘好きで体力自慢の岩泉翔(いわいずみ しょう)達がいて、
公安隊に降りかかる難題を協力して解決する事となります。
現実世界で このように頻繁に問題が起きる事自体がとても問題だと思うのですが……。
事件が無いと公安隊の活躍の場面が無くなるので仕方が無い側面もあります。
主人公の高山は意識していませんが、周囲の女性キャラから好意を持たれる存在です。
同じ第四警戒班の仲間達からは仕事を通しての信頼感があるので好意を持たれるのではないでしょうか。
アイドルの鹿島乃亜やアテラ王国の王子であるベルニナについても高山の仕事を評価して信頼感を得たのでしょう。
それにしてもラッキースケベイベントは多いですね^^;
ハーレム展開ではありますが、そちらのほうが視聴者側には感情移入しやすいのかな。
個人的にはハーレム展開がなくても良かったと思うところでした。
アニメ好きの中の鉄道マニア向けなのか鉄道マニアをアニメ好きにさせる為なのか分かりませんが、両方かどちらかの意図があって本作品を作ったのでしょう。
視聴者側に鉄道に興味を持たせる内容となっています。
高山視点でハーレム展開を楽しむもよし、スリリングな問題を解決する展開を楽しむもよし、単純に色々な鉄道を楽しむもよし。
見る人によって作品内容の評価が分かれるような作品でした。