東玲二 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
(全力で)がんばらないためにがんばる
えーと、とりあえずあらすじが、
月読鎖々美はなんでもしてくれるお兄ちゃんがいるため、引きこもり。でもその身には八百万の神々の頂点『最高神』を宿しているため神々は彼女のために『改変』を行って世界がめちゃくちゃに。それ防ぐためつるぎ、かがみ、たまの邪神三姉妹も介入して・・・。
という感じです。
はっきり言って、見る人をかなり選びます。
その理由の一つに制作がシャフト。そのため、世界観や作画がかなり独特。
単なる引きこもりの女の子の話だと思っていると、いきなりとんでもない展開になるので置いてきぼりを食らいます。
ストーリーも日本神話をベースにしてることも考慮する必要があります。
化物語を諦めた私にとってはこれも諦めると思ったのですが、なぜか観る事ができました。
たぶん、ささみさんのキャラが良かったのだと思うけど。(私の好きな某キャラに少し似てるせいかな?)
作品を個人的に解釈すると『ささみさん@(全力で)がんばらない』。
全力で頑張らないようにするために頑張るお話です。
見るスタンスとしては何も考えずにそんなささみさんを見守るのが正しいかな。結構、エグイところもあってずっとそんな気持ちでは見れないですが。
前向きになって行くささみさんを見てればほっこりできる。。。と思います。
まー、世の中、全力で頑張ってもいいことあんまりないですよね。ちょっと力を抜いたほうがうまくいく。なかなかそれができないのも人間ですけど。
ってところがまとめの感想になるかな。
追記
ささみさんもいいけど、割とつるぎ先生もお気に入りです。