Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
心の温かさって・・・伝染するんですね^^;
この作品は、原作未読、事前情報ゼロで視聴に臨みました^^;
「ばらかもん」というタイトルってどんな意味なんだろう?
1,2話見て視聴を継続するか考えよう、などと思っていたのですが・・・^^;
1話目から自分のこの作品に対する認識の甘さを痛感することとなりました^^;
こんなに良い作品だったなんて・・・1,2話見て〜と考えていた自分に甘さを感じてしまいました^^;
この物語の主人公は書道家の半田 清舟(はんだ せいしゅう)。
彼は若き精鋭として名が通った書道家なのですが、とある事を理由に逆上してしまい・・・
単身五島に送られる事となり・・・島での物語が動いていきます^^
主人公の半田 清舟は、とても視聴者目線のキャラで好感が持てました。
打ち込めるモノを持っていて、それをとても大切にしている・・・
でも、打ち込めるモノ以外って普通かそれより少し下・・・
苦手なもの、嫌いなものがたくさんあって、まだまだ世間知らず・・・
それでも何とか生活している・・・
これまで知らなかった自分がたくさんありました・・・
でも、自分で気付けるモノと自分じゃ気付けないモノがあると思います。
都会という場所・・・今という時代も後押ししていると思いますが、人との付き合いがどんどん希薄になっている気がします。
良く言えば人が多様化している・・・とでも言うのでしょうか?
だからこれまで普通に人と接していれば気付けたのに・・・人との関わりが少ないから気付けない、ということもきっとあると思います。
これは時代の流れで仕方の無い事だとばかり思っていましたが・・・
この作品の視聴によって、色々と再認識する事ができました^^
人は独りじゃ生きていけない・・・
潤沢に物資を揃えられない・・・
こういう場所で生活するためには、お互いに手を取り合うのが必要不可欠だという事を教えてくれる作品です。
でも、それだけじゃありません・・・^^
お互いが手を取り合ったその先にあるのは・・・人との関わり合いの大切さと、それが何物にも代えられない唯一無二であるということです^^
それを教えてくれるのが小学1年生のなるを始めとする島の人達です^^
純粋で温かな島の人の言動には、主人公を通り越して私の心まで震わせて貰いましたし、「あぁ・・・そうか・・・」と色々と納得のできる台詞にたくさん出会う事ができました^^;
物語の最後の主人公の言動・・・一度知ったら病みつきになる魅惑の味を知ったからなんでしょうね^^;
振り返ってみるとなるちゃんって・・・只者じゃありませんでしたね
なるちゃんは天真爛漫・・・そう思えるだけじゃなく、人をしっかり見て最高の笑顔をくれる天性の才能の持ち主だったと思います^^
彼女の笑顔で救われた人って結構いるんだろうなぁ・・・などと思いながら視聴していました^^;
オープニングテーマは、SUPER BEAVERさんの「らしさ」
エンディングテーマは、NoisyCellさんの「Innocence」
オープニングでなるが先生の後を追って、壁に墨で手形をペタペタ・・・
この場面のなるちゃんが大好きでオープニングは欠かさず見ていました^^
もちろん、歌も大好きですが・・・覚えるのが少し難しい歌ですね^^;
1クール12話の作品・・・物語もしっかり纏まっていたと思います。
アニメでは第6巻まで描かれているようですが、既刊は10巻まで出ているようです^^
続き・・・期待しています♪