Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
人口密度の高い「ころな荘の106号室」
この作品は、原作未読で事前情報は公式HPのみで視聴に臨みました。
「六畳間の侵略者!?」というタイトルから物語の内容は全く推定できませんでしたが、キャストにはやみん、あやち、悠木さんの名前を見て視聴を決めた作品でした^^
この物語の主人公は高校1年生の里見 孝太郎・・・彼は父親の転勤をきっかけに一人暮らしをすることになり、格安物件だったころな荘の106号室に引っ越すことに・・・^^
ところが、この物件が格安である事にはある理由がありました^^;
何と、幽霊、魔法少女、地底人、宇宙人というありとあらゆる生命体(?)が106号室の占拠を目論んでいたのです^^;
六畳一間だけれど・・・築25年のオンボロアパートだけれども・・・
彼にとっては安息の場所となるなずだった106号室をめぐる物語が・・・動いていきます。
原作はラノベで既刊19巻(本編17巻、外伝2巻)も発刊されているとの事です(wikiより)。
・・・ということは、作品宣伝の意味合いの方が強かった、作品だったのかもしれません^^;
それぞれが106号室の独占を主張し・・・あらゆる生命体に対して公平なルールの基にゲームが行われ少しずつお互いを理解していく・・・
そしてその理解はいつしか絆に変わり、引きに引けない争いに終止符を・・・
などという展開を勝手に想像していたのですが、物語としてはだいぶ前半戦で終わってしまった感がありました^^;
きっと原作の物語は壮大なのだと思います。
その世界観や設定をしっかり描こうとすると、明らかに尺が足りなかったようですね^;
でも、一つ一つの物語を取ってみると・・・決して悪くないんですよね^^
幽霊や魔法少女が頑張る物語には、しっかり感動させて貰いましたし・・・
一つの作品の中で幽霊、魔法少女、地底人、宇宙人というてんこ盛りな設定・・・この設定をどの様に活かしていくのか、期待していただけに、1クールで終わってしまったのが少し残念です^^;
それと、個人的にビックリだったのが、あやちと悠木さんの配役です^^;
全く違う役どころを想像していただけに、最初見た時「えっ!?」と思ってしまいました^^;
確かに可愛らしいです・・・でも、このおふた方にこの配役・・・?
これはこれで有り・・・? この強烈な存在感はこのおふた方だから・・・?
いや、しかし・・・と結局私の中では結論は出ませんでした^^;
オープニングテーマは、ハート?インベーダーさんの「好感Win-Win無条件」
エンディングテーマは、petit miladyさんの「恋はみるくてぃ」
この物語の雰囲気たっぷりなオープニングにすぐ飛びつきましたが、じっくり聞くとエンディングも格好良いんですよね・・・どちらもお気に入りの曲です^^
106号室の行方は・・・?
登場人物の思いは・・・?
改めて振り返ってみると、多くの謎を残して物語が終わっています。
続編・・・期待しています^^