BlCCr53971 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
家族愛。
泣けるアニメの最高峰と思います。
自分でもひくくらい泣きました。
Keyとしては前作の、京アニとしては1年後の作品にあたる「Kanon」では、作画的にも原作からうまく京アニタッチに違和感なく中和させた感じですが、こちら「AIR」はかなり原作に近いタッチ。
12話という限られた時間の中で、ここまでまとめられるのがさすが京アニ。
Key作品の中でも極めて恋愛要素の薄い作品で、展開もなかなかぶっ飛んだものがあるにもかかわらず、自然と泣けてしまうというのは、いつの間にか国崎往人に、柳也に、そしてカラスに感情移入してしまっているのです。何よりも観鈴が弱っていくところなんて辛くて見ていられない。
後半は、もうそこら辺の映画なんかよりも間違いなく素晴らしく、特に家族の大切さ、暖かさを感じて、「アニメ見ている暇あったら、この時間を親孝行しなきゃな」とか考えさせられてしまう程。
もしかすれば、教養にもなるかもしれない。でも、それだけ偉大な作品。
Keyファンには嬉しいことに、観鈴や佳乃と同じ学校に「Kanon」の月宮あゆ、水瀬名雪、沢渡真琴が出演。さすが京アニ。わかってるねぇ。