クールジャパン さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
音楽ものではトップランクの秀作です!観ていて心に刺さります・・・
観る気は全くありませんでしたが、あにこれなどで評判がいいので観てみました。
難しい設定も特になく、退屈でもなく自然に話に入っていきました。
どうやらピアノとバイオリンによる音楽物で、音楽にはかなりこだわりを持って、中2の男女4人組の淡い恋心を含んだコメディタッチで楽しめそうです。
5話まで視聴しましたが、大変よくできています。
すばらしい才能を持っているものの、亡くなった母のトラウマからピアノが弾けなくなっている公生、それを揺り動かすかをりとの出会い、出会いのきっかけを作った椿、かをりとつきあいはじめる渡、以上の魅力的な4人が音楽を中心にして感動を生み出しています。
でも、かをりの体調がなんだか非常に危ういようで、感動とともに何となく悲しいエンディングが頭に浮かんできていやな感じです。
(6話視聴)
いい感じで進んでいます。
公生と椿、かをりの関係が面白くなってきました。
公生がいることが当たり前に思っていた椿、かをりとの出会いによって息を吹き返した公生、揺れ動く椿の気持ち、みんながんばれ~。あれっ、渡は・・・
それから、なにやら過去の公生のライバル?たちが登場してきました。
リハビリ中?の公生とどういう関係になっていくかこれも楽しみです。
(7話視聴)
まだまだふらふらなリハビリ公生君、そして公生を支える仲間達。中でもかをりの言葉には公生の心を揺り動かす、勇気を与える強さがありました。
さあ、コンクールです。2年前までの公生の演奏に影響を受けた、同世代の才能あるライバルたちの登場です。
みんな上を目指して、競い合って、更なる高みに向かって行ってね。
どんなことにでもその過程にいろいろな経験をして、感じて、人として深み厚み魅力が備わっていくのだから・・・
(8話視聴)
かつての公生の演奏に刺激を受けた2人の演奏の話でした。
公生が2年前に表舞台から姿を消した後も、それぞれ進化していました。
さあ、次は公生の番です。準備も全く十分ではない中、うまくいくはずはないと思うけど、新たなスタートを鮮烈に飾ってほしいと思っています。
(9話視聴)
公生の演奏が始まりました。
2年間待っていたライバル2人が注目する中、順調に弾き始めましたが、亡くなった母の呪縛によって変調をきたしてきました。
あっさり復活とならないところには好感が持てますが、かといってやっぱり駄目でしただけで終わっては詰まりません。
続きは次週となってしまいましたが、楽しみにしています。
公生の復活を願っているかをりの期待に応えられるのか、かをりの体の具合は大丈夫なのか、公生の演奏に対するライバル2人の受け止めはどうなるのか、わくわくします。
(10話視聴)
公生君頑張りました!
お母さんの呪縛がある中、懸命に弾きましたが途中から暗転、演奏を止めてしまいました。
でもここからかをりの言葉や存在によって復活、見事に脱皮した感じです。
ライバル達との新たな切磋琢磨がどう展開するのか、仲良し4人組の想いや立ち位置がどうなっていくのか、楽しみ楽しみ~
(12話視聴)
ガラコン目指して公生とかをりが2人3脚で頑張ってきました。
夏真っ盛、仲間達も交え、青春まっただ中の場面も多々あって、また練習も一生懸命で好感が持てます。
さあ本番当日、あれだけ懸命だったかをりが会場に来ません。いよいよ来るものが来てしまったのか?不安とともに、公生はどう行動するのか・・・
(13話視聴)
公生は、伴奏者でありながら、奏者かをりがいないまま演奏を始めました。
ピアノが弾けなくなっていた自分を、ここまで引っ張ってくれたかをりや仲間達のことを考え、自分や母とのことを考えて。
演奏場面の中で、母と真っすぐに向かい合い、トラウマとなっていた虐待的扱いに対する気持ちを整理して、心の和らぎが音にも表れたようです。
バイオリン奏者がいない演奏でしたが、終わった後には公生に対する評価は非常に高かったようでした。
過去の人間関係、現在の取り巻き、公生を中心とした心や気持ち、いろいろと今後に向けた重要な場面があったと思います。
最後には来なかったかをりを暗示する病院の画がありあしたが、さあ来週はどうなるでしょうか、待ちきれません!
(14話視聴)
かをりが入院してたことがわかり、みんな病院へ駆けつけましたが、公生は何か悪い予感がしているようです。
もうハッピーエンドは叶いそうもありません。
一方椿も今回クローズアップされました。
やっと椿が自分の本当の気持ちに気がつきましたが、公生はもう手が届かなくなってしまいそうです。
観ていて感情を刺激されすぎています。来週はどうなる・・・(恐る恐る)
(15話視聴)
今回は更に椿を大きく取り上げていました。
公生への気持ちを理解したようですが、戸惑いとともに今後の進路で公生が遠くに行ってしまいそうで不安いっぱいな感じです。
で、最後の最後にかをりが出てきましたが、夜の病院廊下で足が動かなくなって?(病状が一層進行みたい)いよいよまずいことになってきました。
もうどう転んでも心に大ダメージを受けること必至・・・
(16話視聴)
今回は凪を大きく取り上げたお話でした。
相座武士の妹でありながら最初立場を明らかにせず、公生を敵として近付いてきたようですが、接しているうちに親しみが湧いてきたようです。
今後の公生との絡みが気になりますがどう進展するのか・・・
また、かをりの病室での言動が荒れてきましたが、自分がどうなるのか不安と恐れが急速に高まっているようです。
公生にとっては、亡くなった母の面影が重なって、かをりの具合が思っていたよりはるかに悪いと感じ始めました。
もう最悪の結末は避けようがなさそうですが、公生とかをりの今後の関係と、彼らを取り巻く仲間達との展開がどうなるのか、最後をどう結ぶのか、気になって仕方がありません。(来週はよ!)
(17話視聴)
公生は、かをりから心中しようかとの言葉に応えられず悶々とした状態になっていました。
かをりから逃げてしまっていましたが、そこは渡君偉い!うまく公生を仲間の輪の中に連れ戻しました。
一方、凪は公生のことが好きになってきたようで、くる学祭でトリとしてピアノ演奏することになりました。
武士兄さんの目前で、内緒にしていた公生との演奏がどうなるか、すごく楽しみです。そしてかをりは・・・
(18話視聴)
1週間待ってたよ~、で、凪ちゃんがんばりました!
みんな何だかんだ言っても、努力の結果が実になって素晴らしかったです。
2人の演奏が、周りの人たちに感動を、そしてかをりや武士にはそれぞれの火を付けました。
さあ、かをりはここからどうするのか、公生とはどうなるのか、はたまた椿は、凪は、武士は、・・・
また1週間が長い~~
(19話視聴)
終わりが近づいています。さあ、どうまとめるのか、その前にどういった見せ場を作るのか、期待が高まっています。
かをりの容体は非常に悪いようですが、公生の凪との演奏を聞かされて心に火がともったようです。
前向きに手術も受けよう、リハビリもしよう、と努力を始めました。
公生は、新たに演奏家を目指すために受験をしますが、そのためにも発表会で際立った結果が必要です。
それを横目に椿は近くの学校へ入学できるように健気に苦手な勉強に取り組んでいます。
みんなまじめに懸命に青春していてすごくいい感じです。
さて、発表会で武士が素晴らしい演奏をしたようです。絵美は?公生は?ほかのみんなは?で、かをりはどうしてるの?
来週?公生たちの演奏が聴けるのかな?そうならすごく楽しみ♪
(22話視聴)
最終話です。
公生は、周りの多くのみんなに支えられてきたことを認識し、その上でかをりとの出会いの意味を心に刻みながら演奏しました。
素晴らしいものでした。
ただし、そのさなかに、手術で戦っていたかをりとの別れを感じていたようです。
お墓でかをりの両親から渡された手紙が泣けました。
かをりの本心が書かれていて、この作品の題名の意味があかされました。
なかなかよくまとまった感情をこの上なく刺激する大変な秀作でした。
絵も音楽も過去を振り返って、これ以上ないほどの作品です。