紫煙の心 by斑鳩 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
期待はしていなかったが
2013年12月中旬ごろ放送前の本作を大絶賛するステマ記事というか提灯記事を
ネットニュースで読んでいたので、タイトルどおり期待はしていなかった。
実際1話目を視聴したときの感想は・・・
「なんだこれ?面白いとは思えない!」
というのが感想でとても時間が長く感じて視聴するのを止めようかと思ったが
惰性で見続けた3話目
「ん!?今回はなんとなく面白かったぞ」
それで4話目を見ると
「おお!!なにか感動したぞ!」
と気づいたら8話目まで視聴していました(笑)
本作のメインストーリーは不条理ギャグなのかな?正直スベっているのだが、もともとそれが狙いなのかな?4話のようにダンディーが奇妙なかっこいい
お話のときの方がストーリーの出来は良いのだが・・・
作画のタッチもストーリー構成も演出も昔のアメコミの作品に似ているのも
笑いを狙って似せたのか、5話以降もストーリーが微妙な回もあるのだが構えずに頭を空っぽにして見れる作品です。
まぁ良作な方でしょう。
また本作のシリーズ前半の見所は、先日死去された永井一郎さんが出演して
いる第2話でしょう。
ストーリーは微妙なのだが、哀愁漂うラーメン屋のオヤジを演じた演技は
絶妙でした。
磯野波平の「ばっかもーん!」の方が有名ですが、個人的には本作のような
哀愁がある演技の方が好きです。
ご冥福をお祈りします。