うち. さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
実は「絆」が根源にあるアニメ
一話はスケジュールの話
二話は現実逃避の話です(曲解)
全体的に内輪ネタ、自虐が満載です、夢も希望もございません。
総集編はもういやだ!
◯三話感想とSHIROBAKOの特徴点
宮森あおいという主人公は状況に対して無力に近いというのが新鮮でしたね。監督の無茶振りで新たに原画をかき集め、スケジュールの確認に心血を注ぎました。
だから主人公が活躍というのは合っているのですが活躍したから言って何か好転するというわけでもないのです、何が閃きがあって迅速に仕事が片付くということもないです(三話の状況は元はと言えば監督と間接的に宮森が原因ですし)結局はスタッフの一人でしかないのです。
主人公というよりは一スタッフ、目立つモブの様な主人公なのかなと思いました。言い換えるとアニメ制作というのは集団制作なので皆が主人公、という言い方になりますね。
アニメというよりもドラマを観ている感覚に近いです。
2クール目に入り、とりあえず総集編の気配は無さそうで安心(慢心)
新たなアニメ制作に入り宮森はさらに忙しくなり、宮森の知らないところで波乱の種が芽吹きそうですね。
最終回まで観た感想
素晴らしいアニメでした。
出会えたことに感謝、最後まで観て後悔しませんでしたね。どんな形であれ、人と人の繋がりの大切さがSHIROBAKOの根源のテーマだと思いました。
様々な癖の多い人物達がなんだかんだで一つの作品を作るという難しさと面白さが詰まった素敵なアニメだと思います。