fluid さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
世界の終わり、世界の変化が解き明かされていくアニメです
ゆったりと流れるおとぎ話のようなアニメ、
謎解きのようなストーリが結構面白かったです。
難しい設定が苦手な人、バトルアニメが好きな人は苦手なジャンルかも?
ヒントを探して予測するのが好きな人はかなりハマると思います。
1~3話はずっと村の話なのでちょっと退屈でした。
このアニメ、旅立ちの4話から見始めたほうが面白いんじゃないかな?
最後まで見終わった後に1話~見るとかなり楽しめますし。
構成的に、4話の旅立ちを1話にもってきて1~3話の村の話を回想として組み込んだ方が面白いような気がしました。
アイの声、豊崎愛生さんはけいおんのイメージが強いので丁寧口調の小さな女の子キャラはなんか面白かったです(笑)
{netabare}
一昔前はやった世界の終わりネタを物理法則の崩壊という形で表現したアニメなのかな。
神様はきちんとした物理法則とかどうでもよくなったという台詞からして、
思ったことが現実になる世界ってことなんでしょうね。
異能の力、超能力ネタ(不確定性原理、量子力学)
色んなファンタジー要素が組み込まれてるように見えますけど、ぜんぶ超能力ネタの副産物ってことかな。
・バスケが下手なアリスはシュートが必ず入る力を手に
・アリスの死が受け入れられないクラスメイトはループ空間を
・自分が死んでると思い込んでるディーは幽霊に
・全人類の欲望、不老長寿の願いによって死人のいない世界に
・そんな世界になったけど、やっぱり死にたいと願った人々によって墓守が誕生
・アルビノ体質で体の弱い父親は不死身の体に。
・すべての生者に死を願った母の子ウッラは即死の能力を
異能の力っていうと最近はバトルものばかりで飽き飽きしてたので、こういう独特な世界観というか、人と違った視点のアニメはありがたいですね。
でも設定は意外とどこかで見たことある感じなんですよね。
割と先も読みやすくて、ディーが死んでると見せかけて逆にアリスが死んでるんだろうなっていうのも異空間入ったあたりで気が付きましたし。
この作品の衰退したダークな世界観が好きな人はテガミバチっていうアニメも好きかも?
{/netabare}