ローズ さんの感想・評価
3.1
物語 : 4.0
作画 : 2.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
半熟の目玉焼きを作るのは難しい……
料理の食べ方にこだわりを持つ田宮丸二郎(たみやまる じろう)。
その田宮の目線で色々な食べ物の食べ方を題材とした作品。
食べ物としては、目玉焼き・とんかつのキャベツ・カレー・ライス・みかん・納豆・ちらし寿司・ショートケーキを使って話を進めています。
個人的な感想としては「そんなの人それぞれだから、どうだっていいじゃないか。」と思ってしまうのですが、主人公にとっては気になる事なのでしょうね^^;
自分としては、とんかつのキャベツが使われているところがプラスポイントでしょうか。
何故なら他の食材は、それぞれ主役になれる要素を持っていますが、とんかつの添え物みたいなキャベツだけ異色だと考えられるからです。
自分の場合は、とんかつをガッツリ食べた後、口の中をサッパリさせるために水々しいキャベツを食べるのですが……
自分の食べ方に異論があるのは重々承知しています。
しかし、食べ物を口の中でくちゃくちゃさせながら食べるというような、明らかに周囲をドン引きさせる食べ方以外は各々で違っていいように思います。
正しい食べ方なんてあるのでしょうか。
フランス料理のようなマナーがあるのは知っています。
ただ、自分が住んでいるのは日本。
世界中の食べ物が混在して選べる土地柄です。
大体、箸を使う文化だったのにフォークやナイフを使わされる事に対して大いに疑問を持ってしまいます。
他人を不快にさせなければ、どんな食べ方でもいいというのが自分の意見です。
江戸っ子はそばつゆを少しだけしかつけない……自分はたっぷりとそばつゆをつけて食べます。
スープを音を立てて飲むのはマナー違反……ここは日本です。そばやうどんのようにズズッと音を立てて飲みます。
日本には古今東西の色々な食べ物があふれていますが、
「それって正しい食べ方?」という一石を投じる内容の作品でした。
【追記】
食べ物ぐらい自分の好きに食べさせろ!