「異能バトルは日常系のなかで(TVアニメ動画)」

総合得点
76.4
感想・評価
1348
棚に入れた
8385
ランキング
716
★★★★☆ 3.6 (1348)
物語
3.4
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

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ネタバレ

animeneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

異能=超能力、学園コメディ?

(総評)
「異能バトルはしない日常系」という、あらすじでの説明だったが、少しは異能バトルあったし、日常系というには違った部分が多い。

普通の日常系アニメのような安心感とか生活感や安心感みたいのは感じられず、どちらかというとハーレム物アニメというべきか。

異能はあっても何かに活用するということはない。人助けや、バトルに使う意思は主人公たちにはない。

途中で、恋愛アニメとか昼メロのような展開もそんなに進展しないかったな。ラブコメっぽい時もあったが、あんまり継続しない。
中二病でありながら、中二病を否定したり、肯定したり、バカにしたり、説明したりと、作者の主張が二転三転しているように見受けられた。

主人公たちとは別の所で、精霊戦争という異能バトルをやっているらしいがさして説明があるわけでもなく、あんまり関係してこなかった。精霊戦争について描かないなら別にストーリーに絡ませる必要なかったんじゃなかろうか。

つまりラブコメやら、恋愛やら、バトルやら、中二病要素やらが入り混じったよくわからん内容ではあった。

主人公・アンドウはモテまくるがそんなに魅力的なキャラにはみえなかったなあ。大切な所でトモヨその他のフォローしてない事あったし。
女の子ではトモヨがいちばんかわいいかな。

作画はトリガー流のギャグ調かな。キレイに描けていたかな。

(以下過去感想)
第一話、二話を視聴
どうやら、学園、主に文芸部を舞台にする異能=超能力っぽい能力を持った部員その他の人たちが織り成す、学園コメディ?

しかし第2話まで見た限りギャグとかはすべり気味。主人公の男は「中二」と呼ばれるラノベやアニメの世界に頭が浸っているタイプの人物らしい。他の登場人物もアニメやラノベ系好きなんだろうが、しかしそこまで「中二」ではないらしい。単なるハーレム物というわけではないが主要登場人物は男一人だけだな。

このアニメ、トリガーが制作しているのか。トリガーはあの「キルラキル」を作った所だ。道理で。

「スベリ気味のギャグ」「妙にマジメで真剣だがノリが中二かアニメの世界」
「熱い展開が好きで最後はマジメなノリか人情モノみたいな展開」
になっている。別に悪くはないんだけど、独特な世界観だよね。
この主人公のギャグとか笑えないけど、とりあえずは見ていられるかどうか、が楽しめる分岐点じゃなかろうか。

ワシは第二話の、主人公が出した手紙がラブレターと勘違いされ、生徒会長が一挙にデレる。主人公が文芸部の女子部員達に反発され、生徒会長に勘違いを説明したら泣かれてしまう。というマジメ展開が、単純ハーレムとは違うので、まあまあのスリーリーができるのではないか?と予想するけど、どうかな?

第三話
{netabare}
主人公・安藤寿来(あんどう じゅらい)は英語のテストで中二病型答案を連発、教師に呼び出しを食らう。
「めざめる」を覚醒する、「なく」を慟哭する、と漢字で書いてルビを振る。マンガかラノベの読み過ぎだね。。この人は。。
今回は異能を使わなかったな。
文芸部のみんなでテニスをする時にだけ異能をちょっと見せただけ。うん?テニス場を構築したのは異能を使ったのかな?レクレーションに異能を活用するの?他には使わないのかな?意味なさそうな異能設定。。
英語のテストで92点取ったやつがバイブルの綴りを間違えるのは、変だなあ。
この主人公みんなの気持ちに配慮するタイプで人気はあるみたい。
しかも、物を復元する能力を持っている子に「死人を生き返らせてはいけない」と忠告していた。物を創造することができる子には「命を作ってはいけない」と忠告。なにやら先回りして考えが深いなwこの主人公。こんな注意深い人柄では、考えなしに行動してコメディ展開できないじゃないかw

中二主人公、文芸部のOBの人と出会うがこの人も見事な、「中二」の人だったwこのOBさん、桐生 一(きりゅう はじめ)が本名なのだが、通り名が「霧龍・ヘルドカイザ・ルシ・ファースト」というのだそうだw聞いているだけで恥ずかしくなったぞw
これは二人で意気投合してメチャクチャをやりだすのかと思ったら、急にマジメに?なって「中二病をどう思う?」とか言い出す。変だゾw方向が変だぞw
「自己肯定と自己否定の解決されない矛盾が中二病の根源だ」とか冷めちゃっている。
妹への伝言で「お父さん、生活費をよろしく」とか、醒めまくっているww
キリュウさんはトモヨのお兄さんで異母兄弟だった。こんな重い話になるのか?
ラストで小学校四年生のチフユちゃんが「もう学校へはいかない」とか言い出した。不登校か?重い方向に話が向かうのか?

ここへきて、ようやくこのアニメのタイトルの意味を理解したw
ようは中二病と醒めた日常の中にある異能ドラマを描くのがコンセプトか?
しかし、それはコメディやギャグにならないだろう?それは人情ドラマかシュールギャグだろう?コンセプトが見えるようで見えないアニメだ。
異能をたいしたことに使わないなら必要ない設定じゃないかなあ。
{/netabare}

第四話
{netabare}
チフユちゃんの回だった。
チフユの友達の小学生クッキーちゃんもかわいく登場。
なぜか、突然先生は、小学生が高校に遊びに来ているのは正常ではない、などとマジメなセリフを吐く。あんたが連れてきた子どものクセに何をいっているんですか。チフユは先生の親戚の子どもだった。これで、チフユが文芸部に来ているのか経緯がわかった。しかしこのアニメ、突然のように変な所でまじめになって現実に引き戻される感があれだなあ、醒めるよなあ。

Aパートがチフユの異能によるコスプレ大会。
Bパートがクッキーちゃんとの仲直りにアンドウが活躍する。しかし異能は使わない。
なんか、トリガーの好きそうな人情展開か?
チフユが小学校やめたい、と言ったのは高校に入りたいからというだけで、深刻な問題ではなったようだ。日常系コメディだなあ。

このアニメでは異能は問題解決に使わないみたいだ。異能は文芸部の連帯の証しみたいなものか。
{/netabare}

第五話
{netabare}
Aパート、ジュライがギターを買ったのでみんなに見せびらかしたいが、相手にされないというギャグ
Bパート、はラブコメ展開。トモヨが実はラノベ作家になりたいという夢を持っていることがジュライにバレて二人だけの秘密デートにいくことになる。が、二人だけのところを目撃されるという古典ラブコメ。
Aパートがギャグやサービス部分、Bパートでシリアスやラブコメをやるのね。

このアニメのあらすじにはしっかり、異能を持っててもなんにもバトルしないとはっきりと書いてあったw確かに書いてはあるけどさ、本当にそうなのかw
中二病といいながら妙に醒めているジュライ君、服装はお姉さんにチェックしてもらってまともだし、そこまで醒めているなら中二病は趣味に過ぎないのだなあ。
{/netabare}

第六話
{netabare}
放送曜日が変わって録画できない人がいろいろでたのでは?
冒頭からいきなり魔法戦争。前回の引きのデートを観られた伏線は回収しないのか。
今回はサユミ回。異能でみんなの異能を消しちゃおうとしたら消えなかったというオチ。異能が悪用されたらどうしようとか心配していたとか、心配性なのだな、作者は。
サユミさんも、主人公にデレるので終わりか。普通のハーレムアニメになってきたか。
{/netabare}

第七話
{netabare}
ハトコちゃんの回。
ハトコとジュライは幼なじみ。ハトコは昔から癒し系か。
ハトコはジュライの中二病にはついていけない。
ジュライの冷たい対応についにキレてしまうハトコ。おもいっきりブチ切れ。自宅に来て食事を作ってくれているハトコに他の女の子とチャットしながら、「おまえにはわかんないよ」てジュライは鬼畜野郎だね。
と、もうひとりの中二病のおにいさんが再登場、ハトコを捕まえてバトルですか?
このアニメの方向性が異能バトルでもなく学園コメディにしては重すぎるし、中二病アニメでもなく、よくわからなくなったわ
{/netabare}

第八話
{netabare}
突然の異能バトル展開。兄貴のハジメくんはなにやら精霊戦争とかを戦っていた?1000人から勝ち残った8人が願いが叶う?バトルはしないのじゃなかったのか?口汚い言葉で罵り合いながら殴って鼻血出すとか、暴力的でやさしい雰囲気ぶち壊しだなあ。
最後に、先週のハトコちゃんにつながったが、先週の中二病落としの流れはもう捨てて新展開なのかねえ {/netabare}

第九話
{netabare}
アンドウがもてまくりの回?
アンドウをめぐりシリアスな恋愛バトルば勃発しそうな雰囲気?
お話がちょっとぶれまくっててどこに焦点があるのかわからん。
小学生のチフユがアンドウに恋わずらい?いまさら?
ハトコはトモヨにシリアス恋愛バトル宣言?
サユミも変なやつに恋愛プッシュされとる。女子トイレでする会話かな?ちょっとこのアニメ嫌味な所あるよな。
作者は本当に中二病なのかなあ。ちょっと疑問
{/netabare}

第十話
{netabare} うーん、ドタバタラブコメハーレム展開?
トモヨ、ラノベは落選したが、アンドウをプールに誘おうとする。
アンドウは、なぜか小学生二人、チフユとクッキーをつれてプール。たいした努力もせずにクッキーまでもアンドウにデレる。
そして、変なゲス男にプッシュされてサユミも強制的に同じプールに連れて行く。
ゲス男は何やらエフに関係しているのか?ストーリーがどうつながっているのか?
あれ、先週、ハトコが「アンドウが好き」とかトモヨに告げた件はどうなったの?説明なしというか、そのままスルー?

このアニメの方向性がギャグなのかコメディか、バトルかシリアスかブレすぎじゃないかなあ。ストーリーも飛び飛びって感じでわかりにくいし。
アンドウもさして理由もなくモテちゃうし、これだと単なるハーレム物でしかないな
{/netabare}

第十一話
{netabare} 冒頭、銀髪少女が自転車のチェーンを、中二病的つぶやきをしながら修理している。この少女が実はトモヨ。助けに入って修理したのがアンドウ。これどういうエピソードなのかな?原作読んでるとわかるの?
アンドウは中二病バカにしているのか。
ハトコもつれて家族で海岸に海水浴にいったアンドウ一家。ハトコは恋愛マニュアルでアンドウと恋愛ステップを踏もうとする。それなりにハトコは満足してたかな。
Bパート、トモヨ、浴衣姿でアンドウと花火見物。アンドウ、これはもう二股交際やな。自覚ないのか?トモヨはようやくアンドウへの恋愛感情に気がついた?って、このまえトモヨに恋愛宣言されてたのに、遅いぞ。
最後に、生徒会長が襲われてコントロールされちゃったのか?バトルはあるのかね。
なんだか、ストーリーがブツギリでよくわからないし、進むの遅いな
{/netabare}

第十二話(最終話)
{netabare} 最終話だけバトルしたかなw
体を乗っ取られた生徒会長と戦ったのはアンドウ。
アンドウのフトモモに矢が思いっきりぶっ刺さる。殺伐としているな。
相手は殺すつもりなのか。
アンドウの異能は、自分で手に炎を点火すると自分でも止められなくなる自滅型だったw生徒会長もろとも自爆することで敵を撃退!
炎を止めるにはギロチンで腕を切断して再生するしかない。ヒドイ設定やな。
アンドウの異能使えないと言ってたが確かにこれじゃ使い道が本当に限られているなあ。
ところで、精霊戦争のことは結局何も進まずか?
あの先輩がアンドウ達を戦争に巻き込みたくない理由も明らかにされず?大切に思っているからとかぐらい説明したほうがいいとは思ったが。
アンドウ、モテまくりだがそんなにカッコよかったかなあ。
アンドウの、異能は何かのためにとか、誰かのために使うものじゃない、かっこいいだけだ!てのは何も主張しているようないないような。

普通の日常系みたいな生活感なかったし、バトルは本気で殺しにきて殺伐感あったな。
単なるアンドウのハーレム物にすぎなかったな。
{/netabare}

投稿 : 2014/12/23
閲覧 : 242
サンキュー:

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