退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
3話まで視聴(未評価)
◎ジャンル:音楽、学園、青春
◎放送時期:2014年10月~
●原作:漫画(作・新川直司、月刊少年マガジン連載 )
●シリーズ構成:吉岡たかを ●監督:イシグロキョウヘイ
●キャラクターデザイン:愛敬由紀子
●アニメーション制作:A-1 Pictures
■ストーリー■
3年前、母親の死がキッカケでピアノが弾けなくなってしまった中学3年生(14歳)の天才少年・有馬公生は、ひょんなことから同級生のヴァイオリニスト・宮園かをりと出会い、モノトーンの世界がカラフルに色づき始める。
■総評■
※原作未読。
(全話視聴後に更新予定)
■好きなキャラクター■
(全話視聴後に更新予定)
■各話感想■
【1話】
{netabare}主人公の公生くんが幼馴染の椿ちゃんの誘いで出掛けた公園でヒロインのかをりちゃんと出会い、彼女の演奏会に足を運ぶ…といったところで終了。
まず、第一印象として
『ノイタミナらしい』『雰囲気・作風めっちゃ好み!』
の2つ^^
作風は「のだめカンタービレ」、雰囲気は「ハチミツとクローバー」っぽいかな。
桜が咲き誇る情景や、背景の暖色の色使いは青春らしさを上手く演出しているし、演奏シーンもクオリティ高い。
冒頭で公生くんが鍵盤を叩く指の滑らかな動きは見入ったし、かをりちゃんが子供達と公園でブレーメンの音楽隊やってるところも爽やかで素敵だった。
てかあの曲、ラピュタでパズーが同じく鳩を呼ぶ時に演奏してた曲だよねw
最後、かをりちゃんが公生くんの手を引いて走り出したシーンは、公生くんのこれまで閉ざしていた景色がパッと開かれ、まさにカラフルに色づき始めた感じがして、すごくワクワクした。
話的にはこれからって感じだけど、恋愛面も進展を見せていくだろうし、とりあえず視聴継続。{/netabare}
【2話】
{netabare}かをりちゃんの演奏会。公生くん恋の始まり?といった回。
演奏シーン、他奏者の時の静止画が少し残念だったけど、その分かをりちゃんに全力が注がれてたので◯。
徐々に迫力を増してくヴァイオリンの音色、そして かをりちゃんの鋭い眼光に一気に吸い込まれ、そっからは鳥肌立てながら画面に釘付け状態だった。
かをりちゃんは枠にはまらない、自由な音楽を奏でる奏者で、公生くんとは対照的なタイプ。
自然と周りを惹きつける彼女の個性溢れる演奏は、公生くんの目には新鮮で そして華やかに映っただろう。
『一次予選で花を貰った人を初めて見た。しかも知らない子達だろ?花を用意してるわけでもないし。あの子達にとって、君の演奏を聴いて慌てて花を買って渡した今日の事は、忘れられないよ。多分、そういう演奏だった。』
かをりちゃんに感想を聞かれた時の公生くんのこの台詞は、とても的確で印象に残った。
そして最後、公生くんと渡くんを待ち伏せしてたかをりちゃんが偶然会った、放課後のワンシーン。
『君を代役に任命します。』
今は脇役(友人A)の公生くんが、ここから主役に駆け上がってく過程が楽しみ^^
いやぁ、ロマンチックやね。まさに、青春の1ページだな~。
ただ今回難を言えば、公生くんのモノローグが多く、それがポエミーすぎてちょっとしつこく感じてしまった^^;{/netabare}
【3話】
{netabare}かをりちゃんとの放課後デート、そして公生くんのトラウマの真相が明かされた回。
公生くんは集中するとピアノの音が聴こえなくなるらしく、それを理由にピアノを遠ざけてたみたい。
でも彼は今でもピアノが大好きなんだというのが、喫茶店で子供と連弾してる時の表情から伝わってきた。
かをりちゃんもそんな公生くんを見て椿ちゃんと同じように『もう1度ピアノを弾いてほしい』って思ったから、伴奏者に任命したんだろうな。
しかし大量に譜面をあちこち貼り付けたり、暴力的な描写があってちょっと可哀想だった。
まぁ、ああでもしないと公生くんが立ち直るのは難しそうかな?(汗)
屋上のシーンで『くじけそうになる私を、支えてください』と涙するかをりちゃんが見せた弱さがとても人間らしかった。
いつも筒抜けに明るい彼女でも、その心の内は常に不安と隣り合わせなんだなぁ。
それでも精一杯、誰かの心に刻める奏者でいようとする姿に心打たれた。
最後、走り出す自転車から公生くんの目に映るカラフルな街の風景での引きも素敵。
そして「深い海の底」「春風に攫われた花」等もそうだけど、情景とキャラの心情を上手くリンクさせてるなと思う。
次回、いよいよ奏者としての2人の共演が見れるのかな?楽しみ!{/netabare}