らりゅりゅ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
シュビラさんのご意見にどう反論するのか・・・
シュビラさんの世界はとても合理的でありかつ、新しい異端者(別に犯罪者だけとは限らない)を常に取り込むことにより、多様性も確保している。
約300名近い「人の脳」の合議制で運営されており、それぞれが個を確保しつつ、完全に考えを共有し、議論して結論を出す。
しかも彼らは「只の脳」となっているので、全く私欲が無く、高邁な理想社会の実現だけを考え続ける。
ということは、とてつもなく理想的な社会運営の形のように思える。
シュビラの一員に選ばれる過程が選挙なら、完全無欠の民主主義!?
しかも将来、シュビラの存在を広く一般に公開し、受け入れてもらうと、常森さんに夢を語っていますが、その先には「選挙」があるのかも知れません。
ところが、そんな世界は「何となく」嫌だなぁと思うわけで。
その「何となく」の正体は、私には良くわかりません。