最古ガンダム さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
8話まで必殺仕事人ー9話からのデレ展開が面白い(^^)
1話からとっつきやすい展開。重い税に苦しむ庶民(反乱軍)と、国を維持しようとする帝国側との闘いが背景にあるのかな?ちょっと痛そうなシーンが多く、ここで断念してしまう人も多いかもしれない。
帝国の貴族には、自らの立場を悪用する極悪人がいて、主人公タツミがひょんなことから所属することになった必殺仕事人集団ナイトレイドの面々は、そんな悪人達を掃討する。
序盤、雨宮天さん演じるヒロイン「アカメ」の剣さばきのカッコよさ、ヒロイン性の高さ、主人公タツミと兄貴とがBLっぽさを感じさせるなど、コメディータッチな描写も多くなんとか、視聴継続。
☆最近(9話から)、ナイトレイドの最大の敵、帝国の冷徹で、拷問が趣味という最強女将軍、エスデスがトンデモ展開を見せ始める。
☆ここで、この作品は面白くなるようなきがしてきて、食い入るように見始めた。
明坂聡美さんの演技は、エステスの冷徹さと、女性らしさが、まるで一人芝居をみせられているように、コロコロ変わり、抱腹絶倒すばらしい。
帝国側の精鋭部隊イエーガーズのキャラ達もそれぞれ魅力的。花澤さん演じるセリュー初め、ボルスさんのキャラデザや設定が、吹りきれている。
アカメの妹クロメの存在も伏線を感じさせる。
今後ここまで構築されたキャラ達の関係(タツミとエスデス、アカメと妹のクロメなど)がしっかり納得のいく結末となってほしい。
とはいえ、
タイトルに”斬る”とあるように、互いに”自分たちの正義”を信じ、激しい血しぶきあげて、闘いを繰り広げるこの作品は視聴者を選ぶだろう。
追記:中盤~最終話までストーリーが進むにつれ、どんどん仲間の命が失われていく。しかし、それぞれに”死にざま”があり、そこにはしっかりと各々の思いが描かれていた。
アカメとクロメ、エスデスとタツミの関係も最後まで上手に描き切り、感動の最終話だった。