Lovin さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
観た感じ
■概要{netabare}
原作:山本貴嗣
監督:芦田豊雄
脚本:伊武紋人
キャラクタデザイン:山本貴嗣&まんどりるくらぶ
制作:アニメイトフィルム、J.C.STAFF
主題歌:「加油(GAYU)」
by 米米CLUB
{/netabare}
■感想
原作漫画は未読でTV放送を視聴。不死身の教師の話。
うろ覚えレビュー。当時は滅茶苦茶面白く感じたコメディ。
{netabare}ある日可憐な少女がバス停に居ると、とんでもなく不細工で大柄な男に、荒廃した学校への道を尋ねられる。それに応えた直後にバスが到着して少女は振り返るが、男は消えていた。
少女が登校してみるとクラスは無残な状況に変貌していた。騒動の中心には、最終教師を名乗るあの不細工で大柄な男が立って居り、その余りの傍若無人振りに少女は立ち上る。
コメディだがOVAが制作されるだけのストーリーは一応ある。そして不細工で大柄な男、可憐な少女には、実は秘密がある。
まず不細工で大柄な男、名を茶羽顔八と名乗っていおり、名前から想像できるのだが、バイオの力を借りてテラフォーマーズとのフュージョンによって生み出された男だ。
そして可憐な少女は、とある事情でこの荒廃した学校に通わざるを得ない状況なのだが、その「とある事情」とは逆手に取られてしまうくらい、彼女の弱点になってしまうものだ。
当時私はコミコミコミック(現ヤングアニマル)という月刊誌を購読していて、山本貴嗣の「エルフ17」という連載漫画を愛読していた。そして更に、米米CLUB、特にジェームス小野田が大好きだった。だから両者のコラボが実現した本作は、まさに夢の一作であり、当時は滅茶苦茶笑わせて貰った。
キャストは竹中直人、笠原弘子、屋良有作、永井一郎、大滝進矢、難波圭一、龍田直樹、飯塚昭三、若本規夫、飛田展男、山寺宏一、伊藤美紀がクレジットされている。ただ、妙に笠原弘子の演技が下手な気がするのだが、当時はそのように感じた記憶が無い。
今観ると正直それ程面白いものではないので全くお奨めはしないが、良い意味でも悪い意味でも、80年代の作風が前面に押し出された、らしい作品に仕上がっており、懐かしさを感じる。{/netabare}
■蛇足{netabare}
山本貴嗣については、別作品の「シンバッド」(だったかな?)も読んでいたが、途中で終わったような気がする。
米米CLUBについては、加油は普通にSINGLESで聴いていたため、主題歌として聴いたのはルートとしては別だった。
更に、「車輪の上」という本も購入しており、自宅の倉庫を漁れば発掘できると思う。
そして何と、浪漫飛行で有名になった3rdアルバム「KOMEGUNY」のジャケットに、私の知人が写っているらしい。
そして、米米CLUBのメインボーカルは小野田さんだと、今でも信じて疑わない。
{/netabare}