Baal さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
超能力を使えますか?そしてあらゆる超常現象を信じられるか・・・
ライトノベル原作でSF、ラブコメディの作品です。
親の仕事の都合で親戚の家に住むことになった
主人公ですが、その街は宇宙人とか超常現象とか
が広くしたわれているところだった。
そこでいとこのエリオと出会い、不思議な
歯車が回り始める・・・そんな物語でした。
時折いやしょっちゅう宇宙人がどうのこうの
というやつが現れて、様々な方向に引っ張って
いかれてく、でもちゃんとラブコメしてるって
感じで良かったです。
自称宇宙人と普通?(何をもって普通とするのか
謎であるが)の人たちがごちゃまぜになっては
いましたが、ヒロイン達はそれぞれ個性的な
属性を持っていて思ったより好感が持てる感じが
しました。
思っていたのとは若干違っていて、想像よりは
面白かったと思える作品でした。
余談
{netabare}それでは超能力は存在するのか、使えるのか
宇宙人はいるのか、そして超能力を使えることが信じられる
ことなのかのような自問自答を最後に主人公はして
いましたが、はて?どう考えるのが良いのだろうか・・・
一般に超能力の存在を現象で説明しようとしたり
示したりしようとすることが多いのが現実的ですし
わかりやすいはずです。確かに現象には理由があって
原因があって初めて現象となりますが、
その原因が超能力とイコールなのでしょうか。
そして、普通では起こりえないから超能力なんだとか
言いますが、その普通の定義って一体なんなのでしょうか。
(普通というのは言葉だけでなくあらゆることに
おいての定義についてです。)
そもそも普通が定義できないもしくは曖昧だと
なれば超能力も定義できなくなるのことになる。
(普通の定義が定められなければ普通でないことも
同様に定義できないからである。)
定義されないことは存在も非存在も示すことが
できなくなってしまう。
では信じるだけ信仰するだけでしかうつすことの
できないことなのだろうか。
オチというか結論は出しません。結論を出すだけの
根拠と推論が足りていないからです。
(私自身の考察力不足です。)
ちょっとばかりそんな話題(と言っても物語という
仮想空間の中での・・・)を含んだ作品だったので
少しばかり頭の中でこんな考えが巡ってしまったので
書き残してしまいました。
作品に対することではないのであまり気にしないで
ください。{/netabare}