「四月は君の嘘(TVアニメ動画)」

総合得点
91.6
感想・評価
5068
棚に入れた
20155
ランキング
28
★★★★★ 4.3 (5068)
物語
4.3
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.4
キャラ
4.2

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ネタバレ

なお007 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

これはかなり期待!

こんなことレビューに書き込みたくないのですが、
オオトナブラ
というユーザー(以前「アジアん」という名前で荒らし退会させられています)がIDを変え、主に君嘘のレビューや成分タグを特定の思想と思われても仕方がない言動で荒らすので、皆さんスルーと通報をお願いします。


さて、ここからはアニメ自体の評価です。(笑)
原作は未読です。
第一印象、作画がすごく綺麗!
一話目を見て作画、話共に魅せるのが非常に上手いなと思った。
{netabare} そして、かをりが子供たちとブレーメン隊のように演奏するシーン。
ここでは、ラピュタの曲が使われています。
この曲を使うに当たっては、特別に久石さん等に許可を頂いているそうです。
どなたかのレビューには勝手に使ってると書いていますが、それは嘘です。
試写会イベントの際に声優さんが許可の件ちゃんと仰っていました。
{/netabare}
これはかなり期待できる作品です。
今後また評価は変えると思いますが、現時点で今期の一話観た時点で1,2位を争う感じだったかな!

そして、最近ラジオやニコニコでやっていた声優陣の試写会イベントやインタビューを観ると、実際のピアニストやヴァイオリニストに曲を演奏してもらい、さらにその動きをトレースして作画を行っているそうです。
そして、ピアノの動きは、実際のピアノが鍵盤を押したら少しタイムラグがあってから音が鳴るというのを考慮しつつも、アニメだと音ズレに思われるかもしれないから、そのラグを少し短めにして音を出しているそうです。
すごいこだわりだなと感じました。
そして、原作も来春に完結し、アニメもその完結まで描くそうです。
制作陣の熱意が感じられ、非常に楽しみです!

第二話視聴。
{netabare} もっと続きが早く観たくなりました!
今後かをりがなぜコンクールという場でさえ自分が弾きたいように弾くようになったのか、公生がなぜピアノをやめたのか(単にスパルタの母が亡くなった以外の理由がありそう)を早く知りたいです。
{/netabare}

第3話視聴。
{netabare} かをりが病院前のバス停で降りる。
そして、公生に伴奏を頼むのにかなりこだわり、屋上での涙。
きっとその涙には緊張と不安以外の理由があるのではないかなと思った。
なぜなら病院のくだりがあったので。
公正とかをりの演奏がどんな風に描かれるのか楽しみです! {/netabare}

ずっと更新さぼってましたが、これまでも自分の中ではずっと安定して面白かった。そして、第13話観て感想書かずにはいられないと感じ、下手ながら書いてみます。
13話視聴
{netabare} 公生がかをりがいない中ピアノを弾くところから始まります。
最初は自分に注目してほしいと力の入りすぎた演奏をしていましたが、母親が子守歌のようにひいてくれた曲というのもあり、母がどのように弾いていたかを思い返します。
今まで、決して顔が映ることのなかった母親ですが、今回の回想ではずっと映っています。
朗らかな母親のときもヒステリックな母親のときも。虐待は決してほめられたものではないですが、根底にあったのは自分の死後、公生がちゃんと生きていけるか心配してのことでした。
ちゃんと息子を愛していたのです。
そんな母親が自分の中にちゃんといると感じた公生は、まるで母親のようにピアノを弾きました。
彼は自分の作り出した母親の亡霊に打ち勝ちました。きっと彼が母の想いを汲み取れたからこそ、母親への罪意識みたいなもので曇っていた母親の顔も、ちゃんと向き合って顔が映し出されたのでしょう。これと同時に、母の束縛を自分で振り払ったことで、さようならと言います。母から卒業するような感じがして少し寂しかったのかもしれませんね。
演奏後、これをピアノの先生で母の親友である瀬戸と共感しあい、号泣し涙する。
このシーンでピアノ演奏シーンからうるっときていた自分の涙腺を見事に崩壊させてくれました。笑
3話もうるってきたけど、今回が一番心に来た。
そして、少し端折るが、終盤絵美の先生の落合と瀬戸の会話の中、かをりの入院している病室に着く公生でしたが、この会話ではかをりを公生は失うようなフラグが・・・ {/netabare}

原作は来月最終回だったかな?でも、私は、アニメで最後まで追ってから原作読もうかなと思います。
本当にいい作品ですね。

14話視聴。
{netabare} 今週も先週と同じぐらいに話の出来がいい。
公生が進学で地元を離れる決意を椿に打ち明ける。
そして、椿が薄々気づいていた自分の気持ちを完全に自覚し、涙を流すシーン。公生がピアノが弾いてる姿が好きで元気になってほしかったから、もう一度弾いてほしいとかをりに引き会わせた。だけど、その音楽が椿から公生を遠ざけてしまうから自分は嫌い。これが非常に切なくなる。そして、青春だなと思った。
私の言葉だとありふれた感じに聞こえるが、映像表現が本当にすばらしい。
見事に椿の感情を表現していた。椿が走り出すシーンは、時かけの千秋がいなくなり、まことが泣きながら土手を歩くシーンを思い起こさせたかな。

そして、今回のかをりと公生との会話で、君はどうしたって表現者なんだねというかをりのセリフを聞いて、公生の詩的な表現も彼が表現者だからこそ発露するものなんだろうなと、妙に納得できてしまった。詩的な表現がくどいと思ってる人もここまで観れば、作者がこの表現にこだわったのか感じ取れるんではないだろうか。

来週は椿が公生に想いを打ち明けるのだろうか?そして、かをりは今後どうなるのか・・・
一週間が非常に長く感じます。
{/netabare}

投稿 : 2015/01/23
閲覧 : 513
サンキュー:

62

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