☆エトペン☆ さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
これを面白いという人はなんでも面白いと感じる人か推理力がすごい人でしょう。
父親がグラス工房を経営している主人公は
仲のいい5人と楽しい日々を過ごしていた。
そして花火大会で主人公はある男の子をみかける。
一応忠告しておきますが、これは酷評レビューです。
ネタバレタグがなくとも
ネタバレなどが含まれるのでご了承ください。
いきなりで申し訳ないが、
この作品は見るに値しない作品です。
背景などの絵はPA WORKSらしく細部まですごく
いい感じに描かれている。
PA WORKSの前作、「凪のあすから」が良かっただけに
今回は過度の期待ではなくとも、期待はしていました。
1クールか~と嘆いたぐらいだ。
しかし演出面は全然ダメ。
静止するシーンは毎話何回かありましたが、
これがものすごく不要。
演出ではなく手抜きに見えてならなかった。
15秒ぐらい静止しているところもあり、
不満を増幅させた。
あと、これまた一番大事なところでつまづいてるストーリー展開。
何じゃこりゃというほかありません。
自分も何も感じず、何も読み取れませんでした。
感情移入もなけりゃ駆け引きもない。
まずなぜファンタジー風にしたのかも謎。
ファンタジー活かされていないし、
視聴者を混乱させるためだけに作ったと言われても
何も言い返せないと思う。
あと気になったのは幸の病気の説明不足。
なんで外にあまり出られないのかわからなかったし
目の方にも病気があるのかな?
という無駄な心配をかけさせておいて
入院して退院するだけ。
あと鶏の存在価値も見いだせなかった。
他作品で鶏と言えば同じ監督、制作会社の「true tears」だが
あれは自分の好めなかったストーリーにしても
鶏の意味はちゃんとあった。
あと、透子と駆の恋模様も謎。
まあさすがにここはネタバレタグを使わせてもらいます。
{netabare}
未来のかけらの意味が本当に最後までわからなかった。
しかもキスされるという未来を見てあんなに嫌がっていたのに
駆はそれを聞いても強引にキスするし、
透子は透子で何も言わないし。
あと鶏もその図に要らねーよw
{/netabare}
あと音楽面でも難関が。
OPは爽やかで良いのだが、
EDが雰囲気を壊している気がする。
各話の最後、稀にいい感じで終わっても
あのEDが邪魔で何かに浸れない。
これは歌手が悪いのではなく起用した人でしょうね。
まあなんだかんだで最後まで視聴しましたが、
見ないことを強くオススメします。
それとも名探偵コナンを見ている気分で
あなたも難解なトリックを推理で楽しんでみるかな?