「四月は君の嘘(TVアニメ動画)」

総合得点
91.6
感想・評価
5050
棚に入れた
20086
ランキング
29
★★★★★ 4.3 (5050)
物語
4.3
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.4
キャラ
4.2

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ネタバレ

らぶはんたー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

カラフルに色づいている

原作10巻まで既読。

原作はとても良く、読んでて鳥肌が立つレベル。アニメもそうあって欲しい。

ストーリーは、かつてはピアノの天才少年といわれた公生。
母の死をきっかけにピアノを弾く事が出来なくなるものの、宮園かをりと出逢う事によってモノトーンだった世界に、色彩を取り戻していくというもので、そこには清々しい青春がキラキラと輝いているって感じで、これがめっちゃ良いんですよ!
けど、年齢設定が中学生なのが唯一不満・・・。
みんな大人びすぎてて、高校生でも怪しいくらいなんだけれど・・・w

アニメの感想。
今回は初めて、1話ずつの感想を書いていきたいと思います。

1話:モノトーン/カラフル
何と言っても作画が素晴らしい。さすがノイタミナ。
{netabare} かをりが、ラピュタの「ハトと少年」をピアニカで吹くシーンがとても印象的で良かったです。
出会う直前から、画面が色づき始めてかをり登場でモノトーンだった世界がカラフルになる的な。
あーいいなー。そりゃ目を奪われるよね〜。
かをりは一転の曇りもなく、天真爛漫な子で世界が変わっていく感じが色で表現されていて、凄くワクワクしました。
{/netabare}

2話:友人A
やはり作画が(ry
{netabare}今回は初めてのかをりの演奏回(会)。
音楽アニメやマンガの演奏シーンは、ほとんど無音(マンガは当然だけどw)だったり演奏の雰囲気だけだったりするのが常なんだけれど、これは違う。
ちゃんと演奏の音が入っていて、演者と演奏の素晴らしさが解るようになっている。
それだけでもすごいのに、演奏の作画が圧巻で臨場感溢れた仕上がりになっている。
ストーリーは、1巻の2/3あたり。
初めて聞いたかをりの演奏に主人公が、なんとも言えない感情を持つ。
それは今まで自分がやってきた、母に叩きこまれた音楽とは真逆の自由な音楽。
主人公はピアノの天才だったんだけれど、コンクールでの天才は如何に譜面どおりに弾けるか?が重要で、自由や楽しさは必要が無いとされている感じ。
そこに強烈な個性で今までの主人公の音楽をぶち壊したかをり。
その音楽に惹かれているのを素直に認められない主人公。
青春っぽくて良いね!
{/netabare}

3話:春の中
やはり作画が良い。
{netabare}
渡の代役と言う名の普通のデートだった。本当にありがとうございました。
カフェでワッフルをとても美味しく食べるかをりが印象的。
公生はこのカフェで初めて、ピアノを弾く(弾かされる)んだけれど、他のお客さんもうっとりするくらいの演奏だった。
けれど突然、公生は演奏を止めてしまう。理由は集中するとピアノの音が聴こえなくなってしまうらしい・・・。
そんな彼を、かをりは二次予選の伴奏者に任命する。
かをりの強引さと優しさに救われた公生が、伴奏を引き受けることになるってところまでが第3話なんですが、かをりがバスのシーンで病院前で降りました・・・。
病気なんです・・・。

伴奏を引き受けるシーンのかをりのセリフがとても良かった。
『弾ける機会と聞いてくれる人がいるなら、私は全力で弾く』
『聞いてくれた人が私を忘れないように。その人の心にずっと住めるように』
『それが私のあるべき理由。私は演奏家だもの。君と同じ』
『だからお願いします。私の伴奏をしてください』
『私をちょっぴり…支えてください』
『くじけそうになる私を支えてください』泣きながら・・・。
かをちゃん・・・(;ω;`)
こんなに泣かれたら、ピアノ弾けない俺でも弾いてしまいます!w
断れるワケがねー!

あと、公生が心で言ってた
(無理かどうかは、女の子が教えてくれるさ)
これってそうなんだよねー。と思ってしまった。
てか、恥ずかしくなるくらいの青春が詰まっててニヤニヤしてしまうw
{/netabare}

4話:旅立ち
演奏シーンと心象風景がすごい!
{netabare}コンクールの二次予選の日。
今回は初めて公生とかをりのセッション。
セッションってか、コンクールなんだけど。
緊張する公生を見て、公生と瞳をあわせて、「君ならできるよ。」と励ます。
「私を見て」だもんな。見るよ。見ますよ。そりゃ。

大人しい演奏からスタートしたものの、曲調が変わると同時にかをりは本性を発揮し、
全身でヴァイオリンを弾きはじめる。
公生はかをりに遅れないよう一音も漏らさず正確についていく。
けれど、公生が演奏に集中するほど、ピアノの音が聴こえなくなっていく。
やがて、公生は演奏を止めてしまう。すると、かをりも演奏を中断。
微笑みながら少女は、「アゲイン。」とつぶやく――。
そこで公生の母の歌があるんだけど、これだけが残念ポイントだった。。
ちょっとシラけたわぁ。。。
しかも母ちゃんホラータッチだし。こえーよ。。

あとは椿の心にも変化が出てきましたね。弟のように思っていた公生が、アイコンタクトでかをりと演奏をしているのを見て、何やら感じた様子。

かをりの演奏シーンはこれが最後になるんじゃないかなぁ・・・。
演奏後に倒れちゃったし。。
前回に病院前で降りる伏線もあったし、確実に病気なんだけど。。
{/netabare}

5話:どんてんもよう
コンクールの演奏後、かをりは入院していた。演奏を途中で止めたため、公生とかをりはコンクールの本選へ進むことはできなかったけど、かをりは公生に対して恨み言をひとつも言わない。
そのことが公生には辛かった。ピアノは弾いてる? 君は忘れられるの? かをりの問いかけがいつまでも公生の中に残っていた。
{netabare}
公生は前回でトラウマを乗り越えたのかと思ったけれど、全然で想像以上に臆病なキャラクターだったw
で、かをりはそんな公生に相変わらず容赦が無い。
道を作ってくれてる感じ。
てか、前から思ってるんだけど、かをりは渡目当てって事になってるけど、どう考えても公生目当てだよね?
あと、「また」倒れたってセリフもちょっとヤバイですね。

一方、椿は憧れだった先輩から告白された。けど、思ったほど嬉しくない様子。
それは椿の中で公生が大きくなってきてるから。

てか、この子ら中学生の設定なんだけど、やっぱり無理があるわw
高校生、下手したら大学生でもいけそうな感じなんだがw
{/netabare}

投稿 : 2014/11/09
閲覧 : 222
サンキュー:

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