dolcetto さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
社会が必ず正しいわけじゃない。だからこそ、私たちは正しく生きなければならない。
※超グロ注意
未来刑事もの
舞台は未来。シビュラシステムにより精神状態や性格傾向が計測され、サイコパスとして数値化された世界。人々は一番幸せになれる生き方を教えてもらえる。犯罪に関しては犯罪係数として計測され、罪を犯していない者でも、規定値を越えれば潜在犯として裁かれる。
完璧ともいえるようなシステムが構築され、犯罪が起こり難いはずのこの世界で起こる難解な事件に立ち向かう刑事の姿を描いている。
主人公は前回「PSYCHO-PASS サイコパス」で新米監視官だった常守朱(つねもり あかね)で、正義感が強くサイコパスが濁りにくい。今回「PSYCHO-PASS サイコパス2」では後輩もでき、優秀な監視官として成長した姿を見せる。先輩だった宜野座さんは執行官となり、どこか父親に似てきている。ちなみに後輩はちょっと生意気。
今回は新米だった頃とは違いシビュラシステムの真実を知っている主人公。優秀な監視官として大きく成長しているが、ドミネーターの指示の言いなりになって対象を排除しない等、自分で状況を判断し人間味のある正義を行使しようとするところは変わってないみたいです。第1話は前回「PSYCHO-PASS サイコパス」を観てない人でも十分楽しめる内容で、観ていればより楽しめる内容なんじゃないかなと思います。
第4話 「ヨブの救済」
{netabare}グロ過ぎて吐きそう。今回はシビュラシステムの残酷さが表現された回。数値が規定値を越えたら機械的に排除するだけ。それがたとえ被害者や監視官であろうとも。判別できないわけでもしないわけでもなく。する必要がないのだ。シビュラが不要なものだとそう判断したから。それにしても色相がやばい。ちょと今、私にドミネーター向けるのやめてもらえますか。{/netabare}