しんさま さんの感想・評価
4.0
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
電波な人ってもしかして
中二病設定で痛々しい白衣姿のリーダーっぽい男と、
不思議ちゃん臭の漂うニコニコした花澤声の女の子と、
2ちゃん語まる出しで喋る分かりやすいオタクデブ。
1話を見た段階では見続ける気が起こらなかったので
放置していたが、完結したようなのでまとめて見てみた。
そしたらどうだ、めっちゃ面白いじゃないかトゥットゥルー。
電子レンジ逆回転で携帯と繋いでブラウン管がどうのこうの
過去にメールを送ったりタイムマシンが完成したり。
話の内容が濃いので、まだ全てを理解できてないかも。
もう一回がっつり見直してみよう。
しかし狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真の言動が
終始一貫して周囲の人間に理解されていない点について。
序盤の言動はただの中二設定による無意味な言動なのだが
後半の言動は未来からタイムリープしてきて、危険を回避
するために必死の思いで皆に伝えようとしている。
視聴者はアニメとして客観的に全てを見ているから、
凶真がタイムリープしたことも、凶真が言っていることが
事実であることも分かって見ているが、凶真の周辺の人間
には「また電波なこと言ってる」ようにしか捉えられない。
というかそれが普通の反応だろう。
現実の世界でも、ごくたまに電波な人っているじゃない?
もちろんそんな人の言葉なんて無視するじゃない?
でももしその人が未来から来た人で…とか考えてしまうと、
これはちょっとした恐怖ですよ。まっがーれ。