ジャッジ・シャンゴ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
キオの不殺と死刑存廃論と少年法
2012年下半期。これほどまでに「正義の在処」を問う時期は無かった。
上半期後半の「Fate/Zero」「ZETMAN」の二作が正義の在り方を問う時期を予言
していたと言われる。
この下半期の始め頃、「吐き気を催す邪悪」を形にした様な事件がクローズアップされ、死刑存廃や少年法についての議論が加熱し始めたと言われる。
第三部と最終章の主人公であるキオ・アスノ。
彼の「不殺」(ころさず)はヴェイガン本国でのルウとの別れから始まった。
最終章の問題点となったのは、キオが敵を殺すのをためらい、「地球連邦国国民」の言い分を
疎かにした事である。
もう一つの問題。キオがもし、ヒャッハーな敵や、子供を人質にとる敵と
出会った時、どんな判断をするかについて。
卑怯な敵に対しての不殺とは果たして・・・
2012年下半期の主な「正義の在処」を問うアニメ一覧
ガンダムSEED HDリマスター
マギ
絶園のテンペスト
PSYCHO-PASS
コードブレイカー
BTOOOM!!
ヨルムンガンド
アシュラ
まどマギ映画
これだけあるのです。
そして2014年。
ガンダムGのレコンギスタとFate(新)、PSYCHO-PASS2。
正義の在処を問うのは・・・