redtask さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
阿呆の血のしからしむるところ
物語
人間と天狗の間に挟まれた存在の狸にスポットライトがあたっている。
人間社会に摩訶不思議な出来事があるように、狸社会の中に数多の奇天烈な出来事があるようだ。
基本的に狸会での「偽右衛門」の地位のめぐっての下鴨家と夷川家の闘争のお話。
そこに人間と天狗が関わってくる。(基本的に狸が食われる)
キャラ
個性が強い。が、それは別に悪い意味ではない。
物語を楽しくさせようとしている。
ただ、ちょっと軽いノリが少しチープな感じにさせているるが、そこは狸なのでご愛嬌を。
感想
OPのつくりがなんとなく四畳半神話体系に似てるなと思った。
スタッフは違うのに似てるのは、やはり森見先生の作品んってことだからだろうか。
もしくは、京都の構造上あのような作りにすると面白いのだろうか。
バンブーさんの歌は好きだ。馬鹿っぽいところが阿呆に通じるものがある。ただ、もうちょっとメロディ的なものを変えてくれるとよかった気がする。
全体的に面白かったと思います。
人間の微妙にいやらしい部分とかも垣間見えていて、よかったと思います。
自分は、ちょっと久米田さんの絵が苦手だったけど、割と見れました。