なすB さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
ベタベタなハーレムラブコメ。ご都合主義で展開が遅いキャラ至上作品
9話まで観ましたが私が苦手な部類の作品でした。
最初にキャラデとタイトル見た時に、なんだ?またラノベか?と思いましたがジャンプなんですね。
なんかToLOVEると作風被ってないか?と思ったら、ああ、連載期間は被ってないのですね。納得。
最近の流行なのか昔からそうなのか知りませんけど
最近は主人公が無条件でモテモテで
メインヒロイン?というか、主人公がいいな、と思っている
昔ながらの大和撫子タイプのキャラが薄い作品が多いように思います。
特にこの作品は千棘の方がキャラデの段階から濃いので
小咲がかなり薄く感じます。
あと、沢山いるヒロインがそれぞれステレオタイプ過ぎてどうも好きになれません。
ツンデレ金髪美少女、大和撫子で優しいけどちょっとドジっ娘、男装美少女、毒舌ロリメガネ…メガネ以外全方向主人公ですからね。
こういうコテコテなハーレムモノが好きな人はいいと思いますが
あまりに恋愛主体で主人公がブレブレ、てのにイラつく人は見ない方がいいかと。
同じシャフトで言うと化物語とかも一応ハーレム?ですけど
あっちは物語の軸は他にありましたし
阿良々木は一途だったのでイチャラブも一応見れました。
あとシャフト特有のシャフト角度とかの演出ですが
化物語みたいにミステリアスな話にはすごく合ってますけど
この作品みたいにコメディ要素が多いと正直無駄に感じます。
そういう演出よりももっとギャグに特化させてくれたら観れたかもしれないですが。
9話までの感想、と前置きしますが
「物語」としての軸はほぼないと言っていいです。
鍵、10年前の初恋等「設定」はありますが、物語はないです。
完全にキャラで保たせてます。
今後、劇的にキャラクターに感情移入できたり
予想も出来ないようなシナリオになるとは到底思えません。
言い方は悪いですが展開が読めてしまいます。
少女漫画のようにエグい心の揺さぶられ方をすることもないので
夢心地でかわいい女の子にモテモテな幻想を抱きたい方にはよいのでしょう。
私は乙女ゲー原作とかの男女逆パターンもキツいので合わないです。
「物語性」を求める方や、もっと笑いを求める方は合わないでしょう。